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カタカナ英語

以前テレビでデーブ・スペクター氏が

「世界で一番英語の発音が悪いのは日本人」

と言っていました。



残念ながらそれは本当かもしれません。




自分が英語講師として生徒に接していて思うのは、

発音に関して「カタカナ英語」がネックになっているということ。



せっかく知っている単語なのに、

聴いても分からない。話しても通じない。

もったいないです。




たとえば「CAT」が「CATTO」にならないように

「子音で終わってたら子音で止まる」とか、


とにかく「アクセントを強く読む」とか、

単純な原則を守るだけで、格段に発音はよくなります。




日本語にないTHとか、RとLの区別とか、

そんなに気にしすぎなくてもいいんですが、

初期の段階では「発音練習」は必要だと思います。


そして何より大事なのは、

「こんな区別があるんだ」という「発想の転換」。

そうした発想の転換が外国語を学ぶ醍醐味だと思います。




そんななか、今朝の新聞で、

元駐ポルトガル大使の方が、

カタカナに改良を加えて、

子音止め、THやRとL,BとVなどを

区別して表記できるようにすることを提言されていました。

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たしかにそれはひとつの有効な手だと思います。

違いを意識するだけで、格段に発音はよくなるはず。


実際に公式に採用するとなると色々大変かもしれませんが・・・。




まあ「発音」より「発言」が重要なので、

いざ話すときは、発音の良し悪しなんて気にしないことも大事。

言葉って奥が深いですね。


(by HIKARI)