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ミランの下部組織に所属する有望選手、または獲得の噂がある若手有望選手を取り上げるIL FUTURO DELLA SQUADRA。
表題は単純に「チームの未来」ですが、その通り、ミランの将来を担っていくであろう選手を特集していきます。
第一回目はUEFA CHAMPIONS LEAGUEグループリーグゼニト戦でトップチームデビューも果たしたアンドレア・ペターニャを特集します。





では彼のプロフィールから。
生年月日:1995年6月30日
年齢:17歳(2013年1月17日現在)
身長:185cm
利き足:左
ポジション:フォワード

彼はミランのアッリエーヴィ・ナツィオナーリカテゴリにいた昨シーズン20ゴールを決めてチームのタイトル獲得に貢献しています。
プリマヴェーラでの今シーズンも13試合1085分出場し8ゴールを決めています。

そんな彼が、AC MILAN Reportのインタビューに答えていたのでここでご紹介。
(私の稚拙なリスニング力での翻訳なので様々間違いがあったらごめんなさいw)
その内容をまとめると

・父親と祖父がプレーしていたのがきっかけでサッカーを始め、7歳の頃に地元のトリエステのサッカークラブに入団。
・学校が終わった後いつもバスで練習場に通っていた。

・その後ウディネのチームに移り、そこで2年プレーした後、ミランからスカウトされる。
・当時一緒にトライアルを受けた中にブライアン・クリスタンテもおり、彼とは仲が良いようである。
・祖父のフランチェスコ・ペターニャは1949年から59年までトリエスティーナのキャプテンを務めた元選手であり、祖父からの教えが現在の自らの糧になっているようだ。
・夢はミランのトップチームでプレーし、世界一のアタッカーになること。
・目標の選手はイブラヒモビッチ。



とのこと。少しは彼の人となりがわかるでしょうか?


さてさて、いよいよここからが本題。
「ペターニャってどんなプレーするの?」って気になってる方、いますよね。
もちろんご紹介します。
彼のゴールシーンの動画をいくつかと、先日行われたイタリアU18代表対イランU18代表の試合を見た感想から、僕なりに解説したいと思います。(もうひとつアンダー代表での試合があったのですが時間の関係上みれず。。。いつか余裕ができたときに観戦してご紹介できればと思いますよ!)

・基本的なプレーエリアは右サイドで、下がってきて楔を受けたり、そのままドリブルで持ち上がるプレーが基本。いわゆる純粋なCFタイプではない。
・キーパーからのパントやロングボールの競り合いは非常に強い。
組み立てが停滞した場合、ペターニャにボールを放り込み状況の打開を図る場面が多く見られた。
・守備での貢献度は低い。
・右足でのプレーは苦手な模様。ワンタッチで右足でシュートを狙えば可能性の高まったボールを左足に持ち替えて時間をかけてしまう場面があった。他にも左からのクロスに右足で合わせたシーンではシュートは力なくキーパーに転がって行った。
・スピードはおそらく良い物を持っている。スルーパスを受けるシーンだけでなく、ピッチ中央まで降りてきてボールをはたいたあと、ものすごいスピードでゴール前に上がって行き、攻撃に絡むシーンがいくつか見られた。
・当たりの強さも非凡なものがある。浮き球のパスを受け、ディフェンスをふっとばしシュートを放つシーンや、ボールキープ、ルーズボールの競り合いなどでもすばらしい強さを見せていた。
・シュートの精度は物足りないものがある。PKを外したシーンもあった。

とまあ大体このような感想を持ちました。
左利きでフィジカルも強そうで・・・ということだったので、現ジェノアで元ミランのボリエッロのような選手かと思っていたのですが、実際はサイドに開き、ドリブルで攻め込むのも好きな選手なようです。
タイプ的には現ゼニトのフッキに近いかと思います。
まあ彼ほど右サイドには張り付いていませんが。

ペターニャは今のミランのトップチームにはいないタイプのFWなので大差のついた試合などで起用してみても面白いかもしれません。
見た感じ組み立てにも参加できそうな感じなので、ボージャンやエル・シャーラウィとの相性も良さそうです。
期待したいですね。


以上で今回の考察は終了になります。
今後もこのシリーズは続けて行く予定ですが、その選手に関してのWEB上の情報の多さによって記事の長さや内容の濃さは変わってきます。
なので毎回雰囲気は違ってくると思いますが、そこはご愛嬌ということでご勘弁をw

それではまた次回の更新まで。


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今、このブログを書いている2013年1月2日23時40分現在で、パトの移籍はほぼ確定的な状況になっている。
 
移籍先として、ミランと交渉を続けている相手は彼の母国ブラジルのコリンチャンス。
今シーズンのクラブ・ワールドカップの覇者である、というのは言わずもがなか。

その優勝賞金が今回のパト移籍交渉の後足になっているのかはわからないが、もしそうであるならば、今回のクラブ・ワールドカップはミランにとっては思いもよらない被害をもたらすものであったなあと、年明け早々ブルーになってしまう。
ブルーズのブルーな思いが日本から出て行ってくれずに違うチームにまで影響をもたらすとは、クラブ・ワールドカップとはなんとも後味の悪い大会だ。

パトの移籍報道がされてから、自分なりに残留か移籍どちらが良いのか考えてみる訳だが、どうも自分の中では移籍した方が良いのではという結論に至りつつある。
"つつある"という表現になるのは理由があるのだが、それはまた後ほど。

パトに関して、多くの人が感じているだろうことは
「やりたいプレーとやるべきプレーのギャップ」だろう。

パリのMr.カルレットとレオの時代どちらもプレーしていたパトだが、どうもこの間にどのプレーをするのが彼自身にとって最適なのか分からなくなってしまったように思う。
度重なる怪我も、それを助長しただろう。

パトがこれから最高の選手の仲間入りを果たすには、このままミランにいては叶わないと思う。とても残念なことだけれど。

今の彼にとって一番良い環境は、母国ブラジルしかないのではないか。
本当なら、ここで胸を張って「それはミランだよ!」と言いたいが、サンシーロと現在不調なミランラボが背景にあっては、ぐぬぬと歯を食いしばる事しかできないのが現状。
それに、なぜか代表の試合では怪我しないしね。
(となると、ブラジルが良いのではなくミランがもつ設備にやはり問題があるんじゃ・・・と思ってしまうが。)

彼がいなくなってしまうのはとてつもない悲しみだけれど、感情論をぬきにして考えれば、すべての人間にとって良い移籍になるんじゃないかと思う。
あえて例外を挙げるとすれば、バルバラ・ベルルスコーニの恋心ぐらいか。
女性とは本当に難しい。

彼がブラジルに帰って、

「やりたいプレーとやるべきプレーのギャップ」を無くすことと、怪我に強い体を作ること、さらにはセレソン・ブラジレイラに再び召集されることが叶うように願う。
もちろん、将来再びミランに戻って来てくれることも。



さて・・・
"つつある"とした理由について最後にさらっと書いておこうと思う。

というのも、「今、移籍させるのが一番良い道なのだろうか?」と言うこと。
移籍自体に関してはおおむね賛成に傾いているが、その時期に関してのことで、完全に賛成とは言えないのだ。

チームの状況が苦しいとはいえ、先のキエーボ戦など、比較的余裕のある展開をみせた試合もあった。
これからもそのような試合が何試合かはあるだろうから、そこで調整をさせることもできるだろう。
共同保有よりも完全移籍での放出が濃厚な今、ミランから完全に離れてしまうことになるのは寂しいし、言い方は悪いが"もったいない"と思ってしまうのが本音だ。
それはやはり彼がもつ素晴らしいポテンシャルを知ってしまっているからで、できることならずっと残ってほしいと思う。


毎度毎度メルカートの時期は悩ましい日々が続くが、クラブにとっても選手たちにとってもサポーターにとっても良いメルカートになればと思う。




ROBINHO





Role: Forward

Jersey: 7

Birth date: 25/01/1984

Birth place: Sao Vicente

Height: 172

Weight: 60




Giampaolo Pazzini





Role: Forward

Jersey: 11

Birth date: 02/08/1984

Birth place: Pescia (PT)

Height: 180

Weight: 74




Alexandre PATO





Role: Forward

Jersey: 9

Birth date: 02/09/1989

Birth place: Pato Branco

Height: 179

Weight: 78