こんにちはゲラゲラ

ランニング大好き40代、Alexです。

少し前になりますが3年間ほどメキシコに家族と駐在してました。

日本に帰国して平和な日々を過ごしていると
メキシコでの日々は色々な意味で特別だったな〜としみじみ思います。

そこで、当時の日々を本にまとめてアマゾンで出版することにしました。

自分の経験を形に残しておきたいという想いと、

これからメキシコへ行く人や、興味がある人に僕の実体験が何かしら役立てば嬉しいと思ったからです。

今回本にまとめたのは治安編です。

▪️犯罪が横行するイメージのメキシコ、本当に危ないのか?!

▪️銃を向けられた時にするべき二つのこととは?!

▪️公園で無差別に子供をカメラで撮影している人が危険な理由とは?!

メキシコ、もしくは南米の刺激的な日常に興味がある方は、ぜひアマゾンで本の購入をお願いしますビックリマーク


本の一部を掲載します

銃で撃たれても死なない人と会いました



Part12:3発撃たれた不死身の男


メキシコシティから南東に100kmほど行くとPuebla(プエブラ)という都市があります。



プエブラは1532年、スペイン人のキリスト教宣教師によって建設されました。



とにかく街中にはいたるところに教会、教会、教会、



これでもかというくらい視界は教会だらけです。



プエブラには全部で365の教会が存在し、ヨーロッパのバロック様式と先住民の美的感覚が融合した美しい建物が乱立します。



出張でこのプエブラの取引先を訪れた時のお話です。



取引先の社長「僕は不死身のスーパーマンと言われてるんだ。なぜかわかるかい?」



僕「あの世へ行って戻ってきたとか?笑」



取引先の社長「おー 近いよ。僕は過去、マフィアに撃たれたことがあるんだ、至近距離で3発も。



それでもこうして生きてるから不死身と言われているんだよ。」



僕「・・・」



身体の銃痕を見せてくれました。



確かに3発あります。



取引先の社長「今は笑い話になったけど、本当に死にかけたよ。



なぜ撃たれたか。マフィアのみかじめ料さ。



この一帯を支配していたマフィアのボスが殺されたんだ。



そうなるとその下部組織の統率がとれなくなり、いくつものマフィア組織がうちにみかじめ料を要求してきたよ。



全てに払うなんてことは到底無理で断ったんだ。それでマフィアと揉めた末、見せしめに3発だよ。」



社長Aは笑って話してましたが、僕は銃痕から目が離せませんでした。



マフィアから銃を向けられて撃たれた社長をリアルに想像し背筋に寒気を感じながら、



「不死身で良かったですね」と言うのが精一杯でした。





改めてて、メキシコの治安に関してまとめた本となります

南米は危険と皆が言いますが、どのように、どのていど危険なのか

3年間の生体験をなるべくリアルに書き上げました

Kindle unlimited でも読めますのでぜひ一読いただけると嬉しいです