こんにちはゲラゲラ

ランニング大好き40代、Alexです。

少し前になりますが3年間ほどメキシコに家族と駐在してました。

日本に帰国して平和な日々を過ごしていると
メキシコでの日々は色々な意味で特別だったな〜としみじみ思います。

そこで、当時の日々を本にまとめてアマゾンで出版することにしました。

自分の経験を形に残しておきたいという想いと、

これからメキシコへ行く人や、興味がある人に僕の実体験が何かしら役立てば嬉しいと思ったからです。

今回本にまとめたのは治安編です。

犯罪が横行するイメージのメキシコで暮らすとはどういうことか?!

銃を向けられた時にするべき二つのこととは?!

公園で無差別に子供をカメラで撮影している人が危険な理由とは?!

メキシコ、もしくは南米の刺激的な日常に興味がある方は、ぜひアマゾンで本の購入をお願いしますビックリマーク


本の一部を掲載します

メキシコのリゾート地の想い出

想い出は良かったけど

そのあとに驚愕のニュースが、、、



Part8:コスメル(Cozumel)島の爆弾




コスメル(Cozumel)島はご存知でしょうか。



メキシコのユカタン半島の右にある島で、カンクンから90kmほど南へ移動し、10kmほどフェリーに乗ると着きます。



カリブ海特有のエメラルドグリーンがとても綺麗な海に囲まれているこの島は、メキシコの中でも有数のリゾート地として知られ、マリンスポーツやスキューバダイビング、シュノーケリングを楽しむ観光客が世界中から訪れます。



日本から行こうとすると飛行機で30時間以上かかりますが、メキシコシティからだと2時間30分で着きます。僕も家族旅行で一度だけ遊びに行きました。



コスメル島の印象はとにかく海が透明。



多くのリゾート地を訪れましたが、海の透明度でいえばコスメル島は僕ランキングでTop3に入ります。誇張なしでプール並に透き通ってました。



遊びに行った時期が12月で流石に常夏のメキシコも海の水は若干冷たく風もあり寒かったので息子と水際でちゃぷちゃぷ遊んで終えました。



近くでアメリカ人と思われる若い女性2人は露出の多い水着を着て海に入って全力で遊んでいるのを見て、パワーの違いを感じました。



さて、我が家はメキシコシティからコスメル島にフライトで直行し1泊して翌日フェリーで本島に移動してカンクンへ向かいました。



この時のフェリーは観光客も多く乗船し、みんな笑顔で平和な空気に包まれた幸せな時間を過ごしました。



その後、カンクンで3泊してメキシコシティへ戻り、仕事に復帰して数日経過したある朝の部下との会話で驚愕の事実を知りました。



部下「ハイ、アレックス(Alex※僕)、この前コスメル島へ行ってなかったっけ?」



僕「うん、先週バケーションとって1泊してきたよ」



部下「昨日のニュースだけど、コスメル島から本島を往復するフェリーの中で爆弾が見つかったらしい。マフィア間の抗争が絡んでいて、不幸中の幸いだけど不発で事なきを得たみたい」



僕「・・・」



家族旅行が一週間遅ければ、爆弾を積んだフェリーに乗っていたかもしれません。



この頃、チワワなどの北部のマフィアがユカタン半島へ拠点を遷移しているという噂話はよく耳にしていました。



しかし、夜中など出歩かずにホテルとその周辺のリゾート圏内にいる限りは安全というあまり根拠のない説を信じていたので大きなショックを受けました。



カンクンはその後も治安が悪化していったように思います。



オーディオメーカーに勤める知り合いの社長が、自社商品アピールを兼ねたクラブイベントをカンクンで企画しましたが、開催前日に隣のビルで銃撃戦が起こり、中止したとい話をしていました。



世界有数のリゾート地、カンクン。



魅力的なオールインクルーシブのホテルがたくさん建ち並び、整地された浜辺、エメラルドグリーンの海。



1日も早い治安回復を祈るのみです。




全12章でメキシコの治安に関してまとめた本となります

特に注目は僕の会社の倉庫が盗賊に襲われた話で、日本ではありえないような実話です

Kindle unlimited でも読めますのでぜひ一読いただけると嬉しいです