こんにちは。
AC です。
今日は、東京・上野の「上野の森美術館」に行ってきました。
「ブータン展」は今日が最終日、会期ぎりぎりでやっと来ることができました。

とにかく、サブタイトルが、
「しあわせに生きるためのヒント」
見逃したらもったいないですから(^_^;)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
日本・ブータン外交関係樹立30周年記念事業
『ブータン~しあわせに生きるためのヒント~』
会場:上野の森美術館
会期:2016年5月21日(土)~7月18日(月・祝)*会期中無休
開館時間:10:00 ~ 17:00(入場は閉館の30分前まで)
入場料:一般 1400円、大学・高校生 1000円、小学・中学生 600円
*未就学児は無料
*障害者手帳をお持ちの方と介護の方1名は無料
主催:フジテレビジョン、産経新聞社、東映、ぴあ、上野の森美術館
後援:外務省、ブータン王国内務文化省、ブータン政府観光局
特別協力:ブータン王国国立博物館、ブータン王立織物博物館、ブータン王立テキスタイルアカデミー
協力:一般財団法人進化生物学研究所、ブータン エアラインズ、BSフジ
企画制作:フジテレビジョン、東映
特別協賛:日産自動車
協賛:Galaxy
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
↓ ↓ ↓
ブータン ~しあわせに生きるためのヒント~ 7月18日(月・祝)まで上野で開催中!

皆さんは「ブータン」のこと、どのくらいご存じでしょうか?
「ブータン」は、ヒマラヤ山脈の南にある王国ですが、面積は九州と同じくらい、人口は約75万人ほどです。
チベット系大乗仏教を国教とし、多くの人びとが信仰する自然豊かな農業国です。
一般に知られている「ブータン」のイメージはどんなものでしょうか?

まず、私たち日本人と顔がよく似ていると思いませんか!
ブータンやチベット、モンゴルなどの人びとは日本人とそっくりですが、なぜなんでしょうか?
日本人とDNAが最も近いのは、現ロシアのバイカル湖東のブリアート(ブリヤート)族だと言われています。
紀元前4000年頃に、そこから南東に移動した民族が日本人、南西に移動した民族がチベットやブータンの人びとなんだそうです。
ですから、日本とブータンはルーツが同じなんですね(^-^)/

つぎに、
サブタイトルの「しあわせに生きるためのヒント」と関連して、「国民総幸福(GNH)」という言葉があります。
1972年にブータン王国の第4代国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱したのが「国民総幸福」で、
「国民総生産(GNP)」や「国内総生産(GDP)」という経済的指標に代わる「古くて新しい概念」でした。
2008年 9月、ブータンのティンレイ首相が国連総会の演説で紹介し、世界に蔓延している「経済的な豊かさ」に偏重した考え方に対するアンチテーゼとなり話題となりました。
ここから「世界一幸せな国ブータン」として注目を浴びるようになりました。
つまり、「お金」という「豊かさの尺度」がさまざまな問題を引き起こすことに気づき、社会全体が「精神的な豊かさ」を振り返るきっかけとなったわけです。
今回の「ブータン展」では、ブータンの祭りで使われる仮面や、ブータン仏教に関する仏像、仏画(掛軸)、法典、宗教楽器、織物など、貴重な文化資料を日本で初めて公開しています。
さらに、日本でも人気のあるブータン王室のロイヤルコレクションから、国王の衣装・装飾品なども初公開されています。

ブータンの祭り「ツェチュ」で使われる仮面の数々
一見、「民族学博物館の展示」か「装飾品コレクションの美術展」のように見えてしまいますが、実は違います。
それは、
ブータンで生きる人びとに深く根づいている「しあわせになるため」の考え方が展示されている「幸せになるための展覧会」でした。
確かに「モノ」は展示されていますが、それだけでは、ブータンに特別の興味をもつ人以外には、面白味のない展覧会に思われるかもしれません。

織物の展示コーナーと「格言」が書かれたグラフィックパネル
展示会場のあちこちに、グラフィックパネルがあります。
そこには、イラストレーター松尾たいこさんのボップなイラストとともに、「格言」のような「言葉」が書かれています。
「なるほど~」と思ったり、「クスッと」笑ってしまったり・・・
人によって違うと思いますが、
きっと"ピンとくる言葉"と出会ってしまいます。
私の場合は、この「言葉」でした。
『欲望があるから、苦しみがあるのです』
苦しみから逃れたいと思うことと、
幸せになりたいと思うことは、
同じではありませんし、どちらも欲望なのかもしれません。
同じ言葉でも、
経験や知識の違いで受け止める意味が異なることが、歳を重ねてようやくわかるようになってきたのかもしれませんね(^_^)
東京・上野の会場は、今日で最終日になってしまうのですが、
このあと、全国5ヶ所の会場をゆっくりと巡回するそうです。
☆愛媛県美術館
2016年7月30日(土)~9月19日(月・祝)
☆岩手県民会館
2017年1月28日(土)~3月5日(日)
☆山梨県立博物館
2017年3月18日(土)~5月15日(月)
☆兵庫県立美術館 ギャラリー棟
2017年7月1日(土)~9月3日(日)
☆広島県立美術館
2017年11月2日(木)~12月24日(日)

皆さんも「しあわせになるヒント」を探してみてはいかがでしょうか(^_^)
そういえば、
ブータンには『幸せ』にあたる言葉がないそうです。
「しあわせに生きるためのヒント」
それは、『幸せ』という言葉を持つ私たちの中にあるのかもしれません。
ドラマはいつでも、ハッピーエンド。
「逢えて、よかった\(^_^)/」
それでは、また次回♪
AC です。
今日は、東京・上野の「上野の森美術館」に行ってきました。
「ブータン展」は今日が最終日、会期ぎりぎりでやっと来ることができました。

とにかく、サブタイトルが、
「しあわせに生きるためのヒント」
見逃したらもったいないですから(^_^;)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
日本・ブータン外交関係樹立30周年記念事業
『ブータン~しあわせに生きるためのヒント~』
会場:上野の森美術館
会期:2016年5月21日(土)~7月18日(月・祝)*会期中無休
開館時間:10:00 ~ 17:00(入場は閉館の30分前まで)
入場料:一般 1400円、大学・高校生 1000円、小学・中学生 600円
*未就学児は無料
*障害者手帳をお持ちの方と介護の方1名は無料
主催:フジテレビジョン、産経新聞社、東映、ぴあ、上野の森美術館
後援:外務省、ブータン王国内務文化省、ブータン政府観光局
特別協力:ブータン王国国立博物館、ブータン王立織物博物館、ブータン王立テキスタイルアカデミー
協力:一般財団法人進化生物学研究所、ブータン エアラインズ、BSフジ
企画制作:フジテレビジョン、東映
特別協賛:日産自動車
協賛:Galaxy
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ブータン ~しあわせに生きるためのヒント~ 7月18日(月・祝)まで上野で開催中!

皆さんは「ブータン」のこと、どのくらいご存じでしょうか?
「ブータン」は、ヒマラヤ山脈の南にある王国ですが、面積は九州と同じくらい、人口は約75万人ほどです。
チベット系大乗仏教を国教とし、多くの人びとが信仰する自然豊かな農業国です。
一般に知られている「ブータン」のイメージはどんなものでしょうか?

まず、私たち日本人と顔がよく似ていると思いませんか!
ブータンやチベット、モンゴルなどの人びとは日本人とそっくりですが、なぜなんでしょうか?
日本人とDNAが最も近いのは、現ロシアのバイカル湖東のブリアート(ブリヤート)族だと言われています。
紀元前4000年頃に、そこから南東に移動した民族が日本人、南西に移動した民族がチベットやブータンの人びとなんだそうです。
ですから、日本とブータンはルーツが同じなんですね(^-^)/

つぎに、
サブタイトルの「しあわせに生きるためのヒント」と関連して、「国民総幸福(GNH)」という言葉があります。
1972年にブータン王国の第4代国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱したのが「国民総幸福」で、
「国民総生産(GNP)」や「国内総生産(GDP)」という経済的指標に代わる「古くて新しい概念」でした。
2008年 9月、ブータンのティンレイ首相が国連総会の演説で紹介し、世界に蔓延している「経済的な豊かさ」に偏重した考え方に対するアンチテーゼとなり話題となりました。
ここから「世界一幸せな国ブータン」として注目を浴びるようになりました。
つまり、「お金」という「豊かさの尺度」がさまざまな問題を引き起こすことに気づき、社会全体が「精神的な豊かさ」を振り返るきっかけとなったわけです。
今回の「ブータン展」では、ブータンの祭りで使われる仮面や、ブータン仏教に関する仏像、仏画(掛軸)、法典、宗教楽器、織物など、貴重な文化資料を日本で初めて公開しています。
さらに、日本でも人気のあるブータン王室のロイヤルコレクションから、国王の衣装・装飾品なども初公開されています。

ブータンの祭り「ツェチュ」で使われる仮面の数々
一見、「民族学博物館の展示」か「装飾品コレクションの美術展」のように見えてしまいますが、実は違います。
それは、
ブータンで生きる人びとに深く根づいている「しあわせになるため」の考え方が展示されている「幸せになるための展覧会」でした。
確かに「モノ」は展示されていますが、それだけでは、ブータンに特別の興味をもつ人以外には、面白味のない展覧会に思われるかもしれません。

織物の展示コーナーと「格言」が書かれたグラフィックパネル
展示会場のあちこちに、グラフィックパネルがあります。
そこには、イラストレーター松尾たいこさんのボップなイラストとともに、「格言」のような「言葉」が書かれています。
「なるほど~」と思ったり、「クスッと」笑ってしまったり・・・
人によって違うと思いますが、
きっと"ピンとくる言葉"と出会ってしまいます。
私の場合は、この「言葉」でした。
『欲望があるから、苦しみがあるのです』
苦しみから逃れたいと思うことと、
幸せになりたいと思うことは、
同じではありませんし、どちらも欲望なのかもしれません。
同じ言葉でも、
経験や知識の違いで受け止める意味が異なることが、歳を重ねてようやくわかるようになってきたのかもしれませんね(^_^)
東京・上野の会場は、今日で最終日になってしまうのですが、
このあと、全国5ヶ所の会場をゆっくりと巡回するそうです。
☆愛媛県美術館
2016年7月30日(土)~9月19日(月・祝)
☆岩手県民会館
2017年1月28日(土)~3月5日(日)
☆山梨県立博物館
2017年3月18日(土)~5月15日(月)
☆兵庫県立美術館 ギャラリー棟
2017年7月1日(土)~9月3日(日)
☆広島県立美術館
2017年11月2日(木)~12月24日(日)

皆さんも「しあわせになるヒント」を探してみてはいかがでしょうか(^_^)
そういえば、
ブータンには『幸せ』にあたる言葉がないそうです。
「しあわせに生きるためのヒント」
それは、『幸せ』という言葉を持つ私たちの中にあるのかもしれません。
ドラマはいつでも、ハッピーエンド。
「逢えて、よかった\(^_^)/」
それでは、また次回♪