こんにちは。

AC です。



「BABYMETAL」知りた~い編の第6回。

今日は、

"MIKIKO先生と中元すず香の「ブッ飛び系ダンス」"です。


MIKIKO先生
「MIKIKOMETAL」こと「MIKIKO」


「BABYMETAL」はなぜ、世界の注目を浴びるようになったのか?

その要因を一つずつ見ています。

BABYMETAL(上から)
「BABYMETAL」左から
SU-METAL/中元すず香(なかもとすずか)
YUIMETAL/水野由結(みずのゆい)
MOAMETAL/菊地最愛(きくちもあ)



その第6回は、「MIKIKO先生」と中元すず香の「ダンス」


MIKIKOは、1999年に開校したアクターズスクール広島(ASH)のダンス講師であり、広島時代からPerfumeの振り付けを担当していることはよく知られています。

中元すず香も広島出身で、2006年 3月からアクターズスクール広島でレッスンを受けていますが、

MIKIKOもアミューズ所属となり、東京に進出してしまったため、入れ違いとなり、広島でMIKIKOのレッスンを受けることはなかったそうです。

2008年2月、MIKIKOがアメリカ留学を終え帰国したことで、中元すず香とMIKIKOとの出会いが実現します。

中元すず香が「可憐Girl's」としてデビューすることになった、2008年4月放映開始のTVアニメ「絶対可憐チルドレン」の主題歌「Over The Future」の振り付けをMIKIKOが担当することになったからです。


MIKIKOは、雑誌「ヘドバン」Vol.1のインタビューで、次のように中元すず香の印象を話しています。

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MIKIKOMETAL:SU-METAL(中元すず香)はとにかくブッ飛び系なんで(笑)。

-ブッ飛び系!?(笑)

MIKIKOMETAL:もう音がかかったら120%で踊っちゃう。だからもう感覚でやってる感じですよね。ちょっと初めて見るタイプでした。いい意味で外人っぽいっていう。

-外人っぽい!?

MIKIKOMETAL:はい(笑)。この人はきっと凄い人になるんだな!とは本当に思いました。彼女の中では振り付けを踊るってことを感覚でやっているから、カウントというより音で覚えているんですよね。みんなはわりとカウントで覚えるんだけど。彼女は見たことないグルーヴ感なんです。本能でやってる感じ!

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ダンスで使うような曲の多くは、「1,2,3,4,5,6,7,8,1,2,3・・・」 と、1~8のくりかえしで数えることができるので、これをカウントを数えると言うんだそうです。

このカウントを利用してフリを覚えることを「カウントで覚える」と言ってるんですね。

例えば、
1:右足をかける
2~3:ターン
4:ポーズ
5:右手を出し、左手を出す
とか。


中元すず香は、この「カウントで振りを覚える」のが得意ではなかったようで、「音で覚えるブッ飛び系」だと気づいたMIKIKO先生の指導が、中元すず香のダンスの本領を発揮させたとも言われています。

振りは「音」と重なるはずですから、「音」で踊れるなら「カウント」は必要ないということだと思います。

普通の人は音で踊れないから、「カウント」で覚える必要があるということなんですよね、たぶん(^_^;)


MIKIKO先生のダンスレッスンの動画があります。歌いながら、わかりやすく教えてくれているのがわかります。「音」で振りを教えています。
↓ ↓ ↓

おひさまハイム ダンスレッスンビデオ



では、この「ブッ飛び系」のダンスってどんなことなのか、気になりますね~(^_^;)

可憐Girl'sの「Over the Future 」のMVで観てみましょう!

これは、カメラの切り替えなしに正面からダンス全体を撮影したDanceVersionのMVです。

歌っている間は、3人の振りは同じように見えますが、2:50あたりから始まる間奏部分のダンスに注目して観てください。

↓ ↓ ↓

可憐Girl's - Over the Future (Dance version)


この中元すず香の「ブッ飛び系」ダンスこそが、

YUIMETALとMOAMETALの二人にも大きな影響を与え、いまの「BABYMETAL」のインパクトにつながっているのかもしれません。



ドラマはいつでも、ハッピーエンド。

「逢えて、よかった\(^_^)/」


それでは、また次回♪