こんにちは。

AC です。



今日は、柿の味覚「会津みしらず柿」のお話です。

この「会津みしらず柿」、

会津出身の知り合いの方から、毎年10月下旬に送っていただけるものですから、

もうかれこれ30年以上、毎年美味しくいただいています(^_^)

会津みしらず柿(剥いた柿)


「みしらず柿」は、漢字で書くと「身不知柿」と書きます。

また、その名前の由来には3つほどの説があります。

1つ目は、枝が折れそうなほどにたくさんの大粒の実をつけること(=身の程知らずな柿)であるためという説。

2つ目は、この柿を将軍に献上したところ、「未だかかる美味しい柿を知らず(これほど美味しい柿は初めて食べた)」と大いに賞賛されたからという説。

3つ目の説は、あまりに美味しいので我が身も考えずに食べすぎてしまう柿だからというもの。

会津みしらず柿(風景)


会津を代表する特産品で、毎年秋になると天皇家へ献上される「献上柿」としても知られているんだとか!

昭和3年に、会津藩ゆかりの松平勢津子様が秩父宮様とご結婚されたのを祝って、生産農家が共同で天皇家とそれぞれの宮家に柿を献上したのが始まりだということで、

現在は、福島県を通じて知事が献上する形で、毎年天皇家、各宮家に献上されているそうです。

会津みしらず柿(箱)

1箱(10kg)で40個くらいの柿が入っているのですが、行儀よくきちんと並んでいます。

「みしらず柿」は、もともと「渋柿」なので、木からもぎとってすぐには食べられません。

出荷前に焼酎を吹きかけ、密封して2週間程度さわす(渋抜きする)ことにより、「渋」が抜けてとろけるように甘い柿になっていきます。

ですから、箱の表には「〇月〇日に開封してください」と書いてあります。

この開封日より前に開けたことはないのですが、早く開けてしまうと「渋」がまだ残っているということです。

開封直後は固めの食感が楽しめ、徐々にやわらかいトロリとした食感になります。

開封後10日くらいになるとトロトロで剥きにくくなってくるので、毎年、一生懸命に食べています(^_^)

会津みしらず柿(ざる)

そんな「会津みしらず柿」

スーパーなどの店頭には並びませんが、もし機会があったら皆さんもぜひご賞味ください。

とっても、甘くて美味しい柿ですよ(^-^)/


それでは、また次回♪


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