こんにちは。

AC です。



今日は、金沢の縁起菓子「辻占(つじうら)」のお話です。

あの「フォーチュンクッキー」の元になった日本の伝統菓子なんです。
♪「恋するフォーチュンクッキー 石川県を盛り上げ隊Ver.」~祝開業☆北陸新幹線④

むらもと「辻占」タイトル①


「フォーチュン・クッキー」は、その中に運勢が書かれたおみくじが入っているお菓子で、「おみくじクッキー」とも呼ばれています。

中国のフォーチュンクッキー

この「フォーチュンクッキー」、中国レストランでよく見かけるものですから、中国の風習によるものだと思われていますが、江戸時代から伝わり金沢近郊で親しまれてきた「辻占煎餅」というお菓子が元なんだそうです!

金沢では、お正月の時期にだけ食べる縁起菓子として風物詩となっているそうなのですが、

この「辻占煎餅」がアメリカへ渡ったのは1894年のことで、米・サンフランシスコで開催された国際見本市の日本庭園で、萩原眞という日本人庭師が、訪れた客に お茶菓子として出したのが始まりなんだそうです。

第二次世界大戦後、その日本庭園は中国人の手に渡ってしまったものの、「辻占煎餅」の製造技術と文化は残り、現地のチャイニーズレストランにフォーチュンクッキーとして広まり、今では多くの欧米人がすっかり中国の習慣だと思い込んでいるのだそうです。

日本人でも、知りませんでした~(^_^;)


白山市の「御菓子司むらもと」さんの「辻占」は、花のように巾着包みにしてあり、とても綺麗ですね。

むらもと「辻占」工程①
むらもと「辻占」工程②
むらもと「辻占」工程③
むらもと「辻占」タイトル②

「辻占」の真ん中に小さな「おみくじ」が入っています。

「占い」が、生活の中にセンスよく溶け込んでいるなんて、さすがは「金沢」って感じがします(^_^)


それでは、そんな金沢から、

「恋するフォーチュンクッキー 加賀百万石Ver.」をどうぞ(^-^)/


恋するフォーチュンクッキー 加賀百万石Ver.


「フォーチュンクッキー」の起源が、石川でなじみの縁起菓子「辻占(つじうら)」にあることから、辻口博啓氏が学校長を務めるスーパースイーツ製菓専門学校­・学校法人国際ビジネス学院の学生が中心となって制作されたものです。
石川県北陸新幹線開業PRマスコットキャ­ラクター「ひゃくまんさん」や、せせらぎ通り商店街「せさミィ」、ツエーゲン金沢「ゲ­ンゾー」、金沢近江町市場「ちかちゃん・えっちゃん」などのゆるキャラをはじめ、金沢市­長や金澤百万石武将隊、Jumpin'(ジャンピン)、加賀友禅美人等が登場­します。
石川門や兼六園、金沢駅鼓門、ひがし茶屋街、近江町市場など観光客にも人気の場所で­撮影されています。


皆さんも、金沢に行ってみたくなりませんか~♪

それでは、また次回(^-^)/


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