こんにちは。

AC です。



今日は「ひなまつり」です。

菱餅、ひなあられ、白酒、桃の花……

みんな春めいていて、とても綺麗ですね(*^.^*)

ひな祭りカラー


先日、参列させていただいた東京大神宮の「雛まつりの祓」。

そこでいただいた「白酒」、ほんの少しでしたが、ものすごく美味しかったんです(^_^)
☆東京大神宮「雛まつりの祓」に行ってきました(^-^)/~2015.2/28(土)
☆アクセス御礼!『 東京大神宮「雛まつりの祓」に行ってきました(^-^)/ 』

白酒

"桃の節句"といえば「白酒」です(^_^;)

なぜ「白酒」を飲むのかというと、「白酒」には厄除けの効果があるからだそうです。

「白酒」は、蒸した米とこうじにみりんを混ぜて作る甘いにごり酒で、江戸時代からひな祭りに供えるようになったそうです。


神殿で巫女さんに注いでいただいたせいか、ものすごく清浄な飲み物をいただいた、そんな気持ちになりました(^_^)

東京大神宮でのご祈祷は、一年中できますが、この「白酒」でお清めできるのは年に一回だけです。

女性の方だけではなく、男性の皆さんにもぜひぜひおすすめです(*^.^*)



「菱餅」
「菱餅」


ひな祭りの彩りの決め手は「菱餅」の3つの色です。

「菱餅」は食べ物というより「飾り」として「見る」ことで、私たちの心を明るくさせてくれます。

「菱餅」は、上から赤(ピンク)、白、緑の三段重ねが一般的です。

赤(ピンク)、白、緑、このまさに春らしい3色の彩りがあるだけで、華やいだ気分になりませんか?

「雪の下には新芽が芽吹き、桃の花が咲いている」そんな春の情景を表現しているんですって♪♪

この3色が、桃の花、雪、若草を表しているなどと聞くと、少し感激してしまいます(^_^;)



ところでなぜ、この3色になったのでしょうか?

ちゃんと理由があるようですよ!


古代中国では「上巳節(じょうしせつ)」(3月最初の巳の日に厄払いをする行事)に、母子草(ハハコグサ)を入れたお餅を食べる風習があったそうです。母子草とは春の七草のひとつ「御形(ゴギョウ)」のことです。

それが日本に伝わりますが、母子草を使うと「母と子をついて餅にする」と嫌われたこともあり、よい香りで邪気を払う力があるとされる「蓬(ヨモギ)」を使った「よもぎ餅」になりました。


伊勢神宮参道にある赤福本店が、毎月一日(朔日)にだけに出す「朔日餅(ついたちもち)」。
☆「朔日餅(ついたちもち)」~朔日参りと赤福本店

3月の朔日餅は「よもぎ餅」です。納得(^_^)v

3月の朔日餅「よもぎ餅」
3月の朔日餅「よもぎ餅」


この「緑」の「よもぎ餅」に、江戸時代になって「菱の実」を入れた白い餅が加わり、菱形の「緑と白の2段重ね」になったそうです。

2色だった「菱餅」ですが、明治時代に入ると、ここに山梔子(さんしし、クチナシの実のこと)を入れた赤(ピンク)が入り「3色の3段重ね」になったんだそうです。


3色の意味には諸説あるようですが、まとめると次のようになります。

●赤(ピンク)……山梔子(クチナシの実)入り/魔除け/解毒作用/桃の花をイメージ
●白……菱の実入り/子孫繁栄、長寿/血圧低下/清浄、純白の雪をイメージ
●緑……蓬入り/厄除け/増血作用/健康、新緑をイメージ


中国伝来の風習ですが、日本に伝わるとこんなにも美しく、深い願いのこもったものになるんですね!


それでは、また次回(^-^)/



☆みんなで願いを叶えてみませんか♪
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【5/4】神様への手紙"願い文"を東京大神宮に届けよう!(次回予告)


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