こんにちは。

AC です。



今年は、ななんと!?

「十三夜」が2回もあるらしいんです。

なぜなんでしょ?

十三夜の月(栗名月)


先月の10月 6日、台風一過でとても綺麗な「十三夜」が観られました。
「見えない!栗名月」十三夜の月~2014.10.6
台風一過「見えてる♪栗名月」十三夜の月~2014.10.6


その「十三夜」が2回あるってどういうことなんでしょう?


「十三夜の月」は「旧暦」の「9月13日」に見える月のことを言います。

「十三夜の月」が2回あるということは、「9月13日」が2回あるということなんでしょうか?



「旧暦」というのは、月の満ち欠けによる「太陰暦」ですから、現在用いられる「太陽歴」とは1年の日数に違いがあります。

月の満ち欠けの周期は29.53日で、これを12倍すると354.3日。1年間365日とは、およそ11日の差があります。

ですから放っておくと、毎年11日ずつ季節がずれていくことになってしまい、不都合が生じてしまうんですね。


そこで、この日数差を埋めるために、旧暦では「閏月(うるうづき)」を挿入して、帳尻を合わせているんだそうです。

今の暦でも、4年に一度の閏年で調節をしているのと同じですね。

「閏月」はおよそ2年と8ヶ月、または2年と9ヶ月に一度の割合で発生するんだそうです。



ということで、今年(2014年)は「9月」の後に「閏9月」がある年なんです(*^.^*)

この「閏9月13日」に観られる月を「後の十三夜月」といって、今年(2014年)の11月 5日がそれにあたります。


後の十三夜月が見られるのはすごーく久しぶりのことで、1843年以来、なんと実に「171年ぶり」なんだそうです!



「171年前」の1843年というと、「天保の改革」が思惑通りに進まず、「水野忠邦」が失脚した年。


遠山の金さんが、

「この桜吹雪が目にへぇーらねぇか」

と言ってた時代でもあります。

「遠山の金さん」杉良太郎
「遠山の金さん」杉良太郎



10年後には、ペリーが浦賀に来航する、そんな年以来の「後の十三夜」です。


そんなことに思いを馳せて、

珍しい「後の十三夜」の名月を楽しんでみてはいかがでしょうか(^-^)/




それでは、また次回(^_^)v