今後かならず訪れる、というか既に神戸市でも始まっている人口減少に対応するため

これから何十年と長い期間をあてて取り組むまちづくりの方針をつくろうと奮闘中。


やけど、


なかなか反発が多くて多くて心がヘトヘトになってる


そして最近、この本に出会った。

内田樹先生の編集でたくさんのおもろそうな人がそれぞれの立場で人口減少に対する知恵を集めてる。


まだ全部は読めてないし、面白くない部分もあるけど、何よりも内田先生の序章にやられた。


一部抜粋すると
『日本人は最悪の場合に備えて準備しておくということが「嫌い」、もしくは「できない」というある種国民的な「病」なのだ』

と。




人口減少は統計的にいっても必ずやってくるのに、それを真正面から受け入れない。

ある人に言われた

「人口増やせばいいやん!」

→バカですか?



「他から人をとってきたらいいやん!」

→もちろん神戸に来てもらいたいですが、日本全体で減ってるのに神戸だけ増えますか?



「人口減少を受け入れるなんて言ったら経済活動小さくなってよけい悪影響が出るわ」

→この本に書いてある通りの
『敗北主義が敗北を呼び込むというロジックで、その反対の根拠のない楽観にすがるパターン』ですね。


戦争で敗戦濃厚なとき、誰も被害を抑えるために案をたてようと言わなかった...

バブルがはじけるのが分かってて銀行員は誰も対応策を出さなかった...



こんなことも書いてました
『悲観的な未来を予想し、それを口にしたとたん、これまでの失敗や無作為について責任を問われ、採るべき対策の起案を求められる。そんな責任を取りたくないし、そんなタスクを課せられたくない。だから悲観的なことは考えないことにする。早めに失敗を認めて、被害がシステム全体に及ばないように気づかった人間がむしろ責任を問われる。非難の十字砲火を浴び、謝罪や釈明を求められ、けじめをつけろと脅される。それが日本のルールです。』

と。


うーむ、当たってる。
思い当たる節がありすぎて
首を縦に降りすぎてもげそうやわ。


まぁここまでは酷くはないけどね。
仲間も理解者もたくさんいるし...




でも、どーすればいいんだぁ~




と思ったら、ちゃんと対策も書かれてた。

要約して
『日本社会は最悪の事態に備えたリスクヘッジをする習慣がない。リスクヘッジすることを「敗北主義」として避けるという事実を最初から勘定に入れてものごとを考える』
でした。


なるほど!


出来ないやつを出来るようにするのは無理だから、出来ないまま使うということか。


それ、難しい!!


ちなみにこれって
西日本豪雨災害にも当てはまりますよね。

河川が氾濫するかも...
でも氾濫するまでは避難が出かなかった。

なんでもっと早く避難指示だしてくれなかったの?という批判は自分でリスクヘッジしてないから。

こういうのを想定してこれからの安全管理とか人口減少対策も考えていかないといけないのか...


ほんとに難しいな。


でも内田先生ありがとう!