ある日、知り合ったおばちゃん。
家もそんなに遠くなく、
近くの銭湯で仲良くなった。


話しているうちに、私が美容師と言うことを話したら
後日パーマをあてに来てくれた。



簡単な地図しか渡してないのに。




こんな未熟な私を“先生”と呼んでくれた。
パーマも喜んでくれた。 


そんなおばちゃんが最近、入院してたらしい。


元々、足も悪かったみたい。



おばちゃんは近所で私の事を捜し、おばちゃん家の電話番号を近所の人に渡した。



それが先日、近所のおばちゃんから渡された。


“今は足が悪くて美容室に行けない。だから先生に髪を切りに来てほしい。
都合の良い日に電話してほしい。”


とのこと。




行きたい。


でも行けない。


今はそんな自由に動けない。


人に必要とされてるのに、動けない。




おばちゃん。




最近会わないから、心配してたんだよ。




“先生!先生!”

と、銭湯でも声をかけてくれたおばちゃん。




お母さんがおばちゃんに電話してくれた。
「今はあの子、体調悪くて…」



おばちゃんは
「いつでもいいですよ!!
先生にお大事に、と伝えて下さい」

だって。





おばちゃん、




私、絶対治して



おばちゃんの髪切りに行くから!!




リウマチで体とか痛くなったり、心が暗くなったりするけど、


そんなの、吹き飛ばして、元気になって


絶対おばちゃんの髪を切りに行くから♪