ザッピングで2009年DTM最終戦ホッケンハイムに到達。このレースでトム・クリステンセンがDTMから降りる。超スプリント戦ながら、接触戦の激しさはおそらく世界一。マシンも消耗するが、ドライバーはそれ以上かも。
「スポーツカーレースに専念したい」というのが彼のコメント。ル・マン24時間とLMSになるわけだが、ル・マン8勝は前人未踏の快記録。イクスファンとしては少々悔しいが、昨年のル・マンで見せた雨の走りは、さすがクリステンセン。おかげでプジョー/ビルヌーヴのメッキがはげた。
気の毒だったのは、プジョーのディレクター、ミッシェル・バルジェ。勝てるレースを落とし、月曜朝はひどい落胆ぶりだった。たぶん日曜夜、本社担当重役と短くやりとりしたんだろうな、敗戦の報告。フ抜け、生気がないというのは、こういうことかと思った。あれから1年。バルジェのいないプジョーが勝った。皮肉なもんだ。
アウディR15はやりすぎ? フォーミュラーの空力改善型ボディ(?)をプジョーに突っ込まれた。そのプジョー、09年車のフロントカウルを空気流ボディ上面通過型に変更。アウディをチクって相討ちになることを警戒したか? フランス人の政治的駆け引き能力には舌を巻く。
2010年代は、いよいよハイブリッドの時代か? A.C.O.的には来る者拒まずのスタンスだが、ハイブリッド車に対する明確な性能規定は設けられていない(排気量上限3.4リッターなどの枠組はあるが)。今日明日にエントリーがあるとは考えていないようだが、複数の打診があったことも否定していない。
さてさて、2010年のル・マンはどうなりますか。依然、ディーゼル優位のレギュレーションに変わりはなく、アウディの一人舞台、クリステンセン9勝目となるんでしょうか。
