アメリカ議会で子の奪取ハーグ条約で何か動きがあるらしいです・・・
それと併せてこんなビデオ配信もまわってきたので・・・



まずはアメリカのお父さんは養育費を払っていないとのことで、半分興ざめしてしまいました。
この報道を見ていて怒りが湧くのは、「アメリカの指名手配はアメリカ国内で有効であって、『自力救済禁止の原則』からストーカー行為となんら変わらないことをメディアがしている」ことです。

アメリカと日本の面会交流は、これだけの差異があります。
簡単に書くと、アメリカは『別居親の不可侵の権利』で、日本は『子の健全な育成を助けるため』なので、そりゃ簡単に折り合いはつかないです。

アメリカ:「生みの親には、子供の保護監督、養育、および管理に関する基本的自由権」がある、と宣言している。最高裁は、これは「いかなる財産権より貴重な権利」である
【参考】http://japan2.usembassy.gov/・・・/wwwf-american-view201001.pdf の4ページ
日本:子との面会交流は,子にとって親と面会交流を行うことが,その子の健全な成長を助け,子の福祉にかなうものとなるよう,子の年齢,性別,性格,就学の有無,生活のリズム,生活環境等を踏まえ,子に負担がかからないように十分配慮し,また子の意向も尊重した取決めができるように話合いを進めます。
【参考】http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_07_08/ の7-Q2

アメリカ基準で日本に乗り込まれたって、日本では「そうはいかんざき・・・」とならざるを得ません。
その上で、ミックス(ハーフ?)の子は、両方の国にまたがる子として、アメリカと日本の折り合いをつけることが必要なのですが、本当に難しいところです。

また前置きが長くなってしまいました。
さて本題、裁判所のウェブサイトを見ていないおいらがいけないのですが、裁判所が面会交流の調停に向けたビデオを公開しています。
http://www.courts.go.jp/video/kodomo_video/
ビデオ「離婚をめぐる争いから子どもを守るために」