邪気(じゃき)
これは、何でしょう?
難でしょう。
いかにも、邪悪な感じですよね。
邪(じゃ)には、
風邪
寒邪
湿邪
熱邪
があります。なにやら、得体が知れないけど、
カラダに入り込んで悪さをするヤツラ
というイメージでしょうか。
この中で見た事のあるやつ ありますね。
風邪(ふうじゃ)☞ まさに かぜ ですね!
風(くうき)の中にあって、邪悪な何か!?
風に当たるとなる病気。
それは、現代では ウイルス!
という解釈ですね。
2000年以上前の人も、この空気の中に
何かがいるに違いないと感じたんですね。
寒(かん)☞寒さです。
寒いところにいて、カラダが冷えると
病気になりやすいでしょう。
寒さから体に入る邪悪な奴!
あらゆる病気の始まりですね。
湿(しつ)☞湿気ですね。湿ったところにいても
病気になりやすいです。細菌や病原微生物
病原性の動植物。カビの類い。
こういうところには長居は禁物。
浮腫んだりする病気。
糖尿病、腎臓病、、、
熱(ねつ)☞暑い地方には、熱病と云われるような
高熱を発する病気がいっぱい。
マラリア、でんぐ熱、エボラ出血熱
蚊を媒介にしてやって来る、激しい
症状!
あるいは、微熱が続く病気。炎症性
怪我、リウマチ、癌、、、
カラダの中に、こういった邪気を伴った臓腑や経絡が
混在してしまう事があるんですね。
さて、ここでもう一つの邪気が。。。
霊的な意味合いのある邪気。
鍼灸師のあいだでは、暗黙の了解なんですが。
患者さんを施術していたら、その患者が
お連れになった霊的なお客さんを、施術者が
もらったというタイプ。
その世界を感じやすい方や、もらいやすい方も
いますし、逆にその邪気や、スピリチャルな方面に
秀でている鍼灸師もいます。
大方の鍼灸師は、信じる信じないは別として、
そのような経験はあるものです。受け流し方も
皆さんおありでしょう。
貰い方も人それぞれ。
何だか患者さんの様子がいつもと違う。
素直じゃない。心身とも。
施術をしていても何か、カラダの中の何かが抗います。
外堀を埋め、内堀を埋め、症状を追いつめていくと、、
ふ~!っと
患者さんのカラダが急に 楽に、軽くなって
言葉のやり取りも軽快に!
帰り際もニコニコしています。
逆に、鍼灸師の方は、、
何だか一挙に疲れて消耗した感じ。。
パチン!っと頭の中で音が鳴ったり、
耳鳴が急に発生したり、
ゲップが出て止まらなくなったり、
患者さんの背中から、白い手が見えたり、
いやはや、いろんな話も聞きます。
そんな邪気も、しばらくして気が付くと
どこかへ行ってしまうようです。
ご心配なく!
邪気っと来たら、気の用心。