金曜日夜は、映画『アフター・アース』を観賞しました。
恐怖について、感覚と感情についていろいろ考えさせられました。
生死に関わるようなシチュエーションという極限状態にて、恐れという感情から離れて、つまり、死というごく近い未来への恐れではなく今この瞬間の感覚を知覚し自らをコントロールする術をどのようにして獲得するのか?
これは、そこまでの極限状態に限らずストレス過緊張の時にも同じことが言えると思うので興味深い考察となりそうです。
土曜日は、WHOアーユルヴェーダ顧問でありインドデリーの『ホーリー・ファミリー・ホスピタル』アーユルヴェーダ科部長であるビーマ・バット博士が、私の週末の勤務先である「癒しの里 浜寺ヨーガ教室」にいらしてくださいました。
今年の一月よりアビヤンガというオイルマッサージをさせていただいている糖尿病患者の男性に、脈診をしアーユルヴェーダの処方箋を出してくださいました。
インド大統領の健康に関しての特別顧問をされていたとはつゆ知らず、私もどさくさに紛れて脈診していただいたらと、ちょっと不埒な考えを(^_-)
日曜日は、朝からヨーガの勉強会で学び、スロー・トレーニングというアプローチを知り、中高年の方々に特によさげなので、またココでも学んだことをシェアしたいと思っています。
本日のテーマは「すべてのものごとは、神が私に学ばせようとするレッスンである。」について
『奇跡講座ワークブック編』レッスン193が今回のテーマとなっておりますが、説明文は以下となります。
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赦しなさい。そうすれば、あなたはこれを違った見方で見るだろう。これが、形に関わりなくすべての艱難辛苦やあらゆる苦痛の中で、聖霊が語る言葉である。この言葉をもって誘惑が終わり、罪悪感は放棄されて崇められることがなくなる。これが罪の夢を終わらせ、心から恐れを取り除く言葉である。これが全世界に救済をもたらす言葉である。・・・私は赦す。だから、これは消えていく。すべての不安や心配、そしてあらゆる形の苦しみに対して、この同じ言葉を繰り返そう。そうすればあなたは、天国の門を開き、父なる神の愛をついに地上にもたらし地上を天国へと引き上げる鍵を手にすることになる。
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また、短くケネス・ワプニク博士の註解も
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すべてのものごとは赦しを学ぶ機会であると学ぶことで、私たちはやがて聖霊の声を聞くことができるように訓練されていく。
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日曜日のヨーガの勉強会にて質疑応答で
すべてのものごとから離れて客観視するとき
自分の都合という視点で観てすべてのものごとに応じるのか?
神様の視点で観てすべてのものごとに応じるのか?
このどちらかでは、すべてのものごとに対する受け止め方も違うし、その反応が大きく異なってくる
例をあげて
インド全体で一番トヨタ車を販売しているグレーストヨタは
社長自ら社員の中にも顧客の中にも関連会社の方々の中にも家族の中にも、神様を観てすべてのものごとは神様からの計らいごととして受け止め応じていると
そして
身体も会社も形としては、神様が宿るお宮として清らかな考えで行為を施すように心がけ
朝夕に神様への感謝の祈りやマントラを社員全員で捧げているとのこと。
この経営者の父親は、私たちの先生の師匠の弟子でもあり、巨万の富を得た後でそのお金で寺院を二つ寄贈し、無一文になって出家遊行に出られたとのことです。
ヨーガ哲学においては、聖霊という存在は考えられておらず、師匠と弟子そして神様ということなのですが(良心という言葉は存在しているので同じことかも)
『奇跡講座』の場合は、幸いなことに、神様の眼としての聖霊がわかりやすく私たちの心の内に宿っていると伝えられています。
「間違った心」がはたらき赦さないとき
聖霊は
すべてのものごとは、神が私に学ばせようとするレッスンである。
と受け取ることを私たちに指導し
私たちは、赦しの機会と受け取り素直に赦す
そうすると
「正しい心」をはたらかすように聖霊は助けてくれます
聖霊は「間違った心」が信じていた罪悪感を私たちから取り去り
この、裁くことなくやさしい笑い声の中で観る体験を贈り
それが赦しの意味であると教えてくれるのだろう!!!
大いなる神様
すべてのものごとは、あなたが私に学ばせようとするレッスンであると
受け止められる強さをあなたから受け取れますように
私たちが赦しを選択することで「間違った心」が信じていた罪悪感を私たちからすべて取り去れますように
聖霊からのギフトである
裁くことなくやさしい笑い声の中で観る体験を受け取れますように
そして
聖霊が導く「正しい心」をはたらかせることができますように
アーメン
この日記を読む方々に、誰もが「無垢」で、神のひとり子キリストであるという真実がもたらす「永遠のやすらぎ」が訪れますように。