『初恋のきた道』 (2000・中国,アメリカ)
■監督:チャン・イーモウ
■撮影:ホウ・ヨン
■音楽:サン・パオ ウー・ラーラー
■キャスト:チャン・ツィイー チェン・ハオ チャオ・ユエリン スン・ホンレイ
この間、同監督の『至福のとき』を見まして、恥ずかしながら涙をこぼしました。(映画で泣いたのは実に『大地の子』ぶり。)性格の悪い継母にいじめられていた盲目の少女と、気はいいけれど冴えない中年男の物語で、結論からいうとあれはきたない(笑)。だって泣かせようとして作ってますもん。まぁ、まんまとかかったわけですけれど(笑)。でも映像も僕好みのスタイルでしたし、この映画で再びチャンイーモウ氏に興味を持ちまして(ずっと前に『秋菊の物語』は見たのですが、あまり印象に残っていませんでした)、3作目として見てみました。
小さな村で一人の老人が死ぬところからストーリーは始まります。町へ出て働いていた息子は村に戻ってきて、村長さんと葬儀の方法について話します。すると、母が伝統的な葬儀をするといって、周りを困らせているということを聞きます。息子は意地をはらぬよう諭しますが、頑なに母は言うことを聞きません。そして息子は一枚の写真を発見し、この両親の壮絶な恋の物語を回想していく・・・。と、つまりこの夫婦の過去のラブストーリーですね。この中に、「手作り料理」「青い柄の茶碗」や「文革」、または白黒とカラーの映像の混合など、作品を飾るスパイスがふんだんに使われており、けっこう楽しめる映画でした。個人的には映像と音楽が特によかったです、あとチャン・ツィイーもやっぱりかわいかったし。もっとも今回は泣きませんでしたけどね。(笑)
【勝手に採点:★★★★★★★★☆☆】


