DX200は見た目ではノブも多く、あらゆるパラメータを操作出来そうですが、
実はPCと接続し、エディタ経由で操作しないと触れないパラメータが多々あります。
また、本体価格を考えると無理も無いのですが、DAが良くないですし、
リズムパートのPCMはしょぼくて使えません。
と、欠点を並べてみましたが、良い点としては、
フィルタがついたおかげで、従来のFM音源の機材よりも音作りの幅が広くなっている。
打ち込んだシーケンスを逆方向に再生出来る。
全てでは無いが、多くのパラメータをノブで操作できる。
プリセットが豊富な上、PCからのエディットも可能。
安い(現時点では中古2万円以下)等が上げられます。
シーケンスを走らせながら、ノブでフィルタを操作できる為、
従来のFM音源の機種より圧倒的にテクノ向きな演奏が可能です。
また、シーケンスの逆再生は思いもよらないフレーズが鳴り出すこともあり、結構楽しめます。
従来、FM音源と言えば、理論的にきっちりと音作りを行い、
生楽器の代用品的にきっちりと演奏するものというイメージがあったのですが、
DX200はハプニングによる面白い結果を生み出してくれます。
おなじみのエレピやスラップベース、硬いシーケンス音から、
サイケトランスでしか使えないような怪しいSE、
攻撃的なリードや幻想的なパッド等、守備範囲は広いですし、
やはりFM音源らしいキラキラした音などはPCM系の高級シンセにも負けません。
(高音質化の改造をして欲しいところですが。)
よくソフト音源のFM7と比較されたりしますが、
あれはあれ、これはこれで、別の使い道があると思いますし、
最近は中古でも見る機会が減ってきたように感じるので、
迷っている人は早めの入手をお勧めします。