麻衣 | ASTURIAS LYLICAL WORKS

麻衣

きらめくつばさ        はいいろのひとみ

ふたつのかげは       とめどなく


なんてかなしい       ゆめだろう

ちゅうとはんぱに      ほほえんで


ひらかぬとびらの      むこうのまぼろしが

このむねのなか       かけぬけてゆく


つかのまのしあわせを   しんじて

はしるどこまでも      はだしのままで



こぼれるなみだ       いたづらなよこがお

ふたつのかげは      やみにまぎれて


こころをなくした       いせいじんのように

すなおになれずに     じぶんをすてて


ゆきばのない        おもいをだいて

はしるどこまでも      ひかりのなかへ