もう、さ。
此処には何も書く事はないな~って思ってた。
遠い遠い未来にきたな~って。
気持ちや想いも気付けば追い抜いて追いついて。
もう違うカタチに変わって、生まれ変わったんだな~って思ってたんだよ。
泣いてしまう歌も、全く別のものに聴こえるんだもの。
終わらない恋に終わりを告げよう。
自らの心に終止符を。
そして鳴り止まない鐘の響きを最後としよう。
永遠に終わりは来ないと判っていても。
でも夢を見た。
日曜日、夢を見た。
あの人が出てきた、何気ない顔して私の傍に居た。
会った事がないのに、顔見知りでもないのに。
何であんなに親しげに話してくるのだろう、接してくるのだろう。
手と手が触れ合った事すらないのに、何故なんだろう。
言葉を残していった、最後に。
「これからも よろしくおねがいします」
大きな文字だった。
携帯電話へのメールだった。
一度も、あの人から送られてきた事がないのに。
そこで目が覚めた。
何も言えなかった。
感じたくなかったね。
何も考えずに、再び眼を閉じた。
次に起きたのは午後19時を過ぎた辺り、詳しくは忘れた。
一度目に目が覚めたのは、朝方だった。
見れなかったなぁ。
続きを。
続きなんてないよね。終わってるんだから。
終わってるんだけれども、終わってないんだから。
涙は出てこない。
本人にも伝えたいなぁ、けれども困惑されそうだなぁ。
苦しいよ正直、いつまでも未練たらしくするのだろうと。
未練など無い筈なのに、
其処には後悔を置いて来てはいけない場所なのに。
何をしてもしてしまっても、今がどうなり未来がこの先どうなろうと。
決して、間違ってはいないのに。
夢は、時に恐ろしいものを見せてくれやがりますね。
あの。
本当に、一生このまま届かなくても。
愛し続けて…いいですか?
言葉は要りません。
返事も。
ただ…
愛をありがとう