誌上・パターン塾 自分サイズの基本パターンを作成(前見頃) | フリーパタンナーtroisのブログ

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アパレルの裏舞台で目立たないポジションにいるパタンナーという服の型紙を設計する仕事人。30歳で独立。クライアントと共に作品を作り上げる事に喜びを感じ、日々躍進中。
仕事も趣味も楽しむtroisの人生半分仕事、半分趣味ブログ。

こんにちは

フリーパタンナーtrois(トロワ)です

さて、今朝から誌上パタン塾の本をにらんで
どのように解説していこうか悩みながら
フライング状態でまず基本パターンのトレースから始まりました

自分自身の寸法を知っていたはずなんですが
この長い自粛期間の間に、どうやら肥えたみたいです💦

9号サイズをトレースしましたが、自分の寸法を採寸したところどうやら11号サイズに近い寸法になっていました(笑)



ここから自分サイズに合う寸法に修正すると言う工程が増えたので、自分サイズに直したい方の参考になるのではないでしょうか

 さて、本の説明に加えたら尚良し👍な事をお伝えします

この本に沿って基本パターンを作成している方へ

ここは一番寸法を合わせて作っておいた方が良いと言う箇所が、この青で囲んだバスト、ヒップ、背肩幅です

私の場合、それぞれ1〜2センチの誤差ですね
どのように寸法を引き直したら良いかと言うのは次回の記事にてお伝えします

赤枠で囲んだ位置がとても重要になってきます

バストトップ(BP)位置なんです

バストトップの位置と言うのは年齢により位置が変わってきます
年齢を重ねるに従って、バストトップの位置は多少下がり
ウェストのくびれ位置も下がり(くびれの位置がぼやける)ヒップの高い位置も下がってきます

全体的に下げすぎると良いバランスにはならないとは思いますが、バストトップ位置(BL)が原型と誤差があった場合、その差の半分だけでも下げた方が自分にあったものができると思います

何故ならば、バスト位置にあるバストポイントを中心にダーツ展開する事が多いからです


自分のバストトップの位置の測り方ですが、次の写真の位置を測ります

SNP(サイドネックポイント)〜BP(バストポイント)



SNP(サイドネックポイント)は、僧帽筋の手前くらい
ツボの位置でいうと肩井(ケンセイ)より2本指首側です


このBPは、皆様の前見頃の頂上だと思って下さい

このポイントをめがけてダーツはあちらこちらへと展開出来、様々なデザインを作る事が出来ます

補足ですが、この距離はバストの大きい人小さい人で距離感が違ってきます
この場合の修正は、後々に解説しようと思います


話戻ります

トレースした9号サイズのバスト位置は、SNP〜25cm

私は26.5cmくらいだったので控えめに26cmに修正します

修正方法は、簡単です

1cm平行に切り開くだけです

ここで、どの位置で開くか?がポイントです

前見頃、後見頃のそれぞれのダーツに触れない位置がベストです

なぜならば、切り離した線を引き直すのが簡単だから❗️

では、1cm切り開いて線を引き直しますよ



2倍速で早送りしてますが、初めての動画作りに1日かかりました(不器用)

背丈も同時に1cm伸びる事になりますが、私の場合は背丈も伸ばさなきゃいけなかったので一石二鳥です

次に修正しなければならないのが、バスト、ヒップ、背肩幅の切り開きです

こちらも、線をたくさん引き直すことなく簡単に切り開く方法を載せようと思います



独り言、、
やはり、動画の方が手順がわかりやすいかなぁ?
YouTubeなりオンラインサロンなりで解説したほうがいいのかなぁ?