さて、抗酸化成分を摂るには野菜や果物など植物性のものが良いという話をしました。しかし、この話にはひとつ落とし穴があります。
まず、植物特有の構造のお話です。みなさんも若かりし頃の理科や生物の授業を思い出してください![]()
どんな生物であれ、小さな細胞が壁で区切られており部屋のようになっています。その部屋がたくさん集まり生物は形成されています。では、その部屋一つ一つはどうなっているかというと、部屋の中は主に核と細胞質からなり、それを細胞膜と呼ばれる壁で区切られているようになっています。
思い出しましたか?
しかし、ここでもう一つ、植物や細菌にはこの細胞膜の外側にもう一つ壁が存在します。それが「細胞壁」と呼ばれるものです。動物とは違い植物などは壁が細胞膜と細胞壁の二重防壁になっているのです。しかも、この細胞壁、なかなかに頑丈です。
この、細胞壁は人間の消化管に入っても消化することができません。しかし、植物の豊富な栄養素はその細胞壁の内側に多く存在します。なので、普通に野菜や果物を食べる場合、まずよく噛んで細胞壁を壊しておかなければ、その栄養素は吸収されないまま外に排泄されてしまいます。せっかく抗酸化成分をたっぷり摂ろうと頑張って料理しても、これでは非常にもったいないですね。
よく噛んで食べると体に良いのはなんとなくわかっていますが、なかなかできないですよね。しかし、よく噛んで食べることはすぐにでも始められる手軽な健康法でもあります。次の頁で噛むことによるその他のメリットについて、もう少しまとめてみたいと思います。
さっそく次の食事から、少しずつでも噛むことを意識してみてはどうでしょうか?
ちなみに、スムージーはこの細胞壁を一緒に壊してくれるので栄養素をまるごと吸収できます。芸能人でも朝からスムージー飲んでいますという人は多いですよね?たしかに、スムージーは効率よく抗酸化成分などの栄養素を摂るのに非常に有効で老化防止や健康維持に効果的です。時間があるときは家族みんなでスムージーを飲みましょう。