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体育会学生に大学スポーツの魅力や、
進路について赤裸々に語ってもらう
学生インタビュー、第11弾です!🌿

🏀学生インタビュー第11弾🏀《部活編1》
・辻井 結季乃 さん
・#東京学芸大学 #女子バスケ部
▷▷▷今後の進路 :幼稚園教諭 

小中高大の14年間、
ずっとバスケットボールに関わってきた。
キャプテン、部長などチームをまとめる側として学んできたものはどんなことか?
辻井さんにお聞きしてきました。
 
小学校の時からキャプテンに。
初めてだからわからないし、
キャプテンだから怒られることも多い。
自分が一番うまいわけでもなかったので
やりにくくて悩んだ時期もありました。
そんな時期に先輩の親御さんが、
キャプテンなんだから
堂々としていていいんだよ。
重みにならないように、
自分がやりたいようにやっていいんだよ
“あ、自由にやっていいんだ”って、
そこからは楽しく出来ましたね。
 

バスケ人生の中で一番厳しかった。
バスケの土台、
人としてのマナーを学んだ中学時代。
 
調布内で一番強い学校だったのですが、
先生がと~っても怖くて有名で。
入るか迷いました(笑)
陸上、吹奏楽、色々試しましたが、
雰囲気が自分と合わず結局バスケ部。
 
中学でもキャプテンを任された辻井さん。
先生から、キャプテンに向いてないから
やめろって言われたときは
悔しいというか、悲しかったですね。

自分を必要としてほしい!と思って
先生にその日の夜自分から電話して、
泣きながら“もう一度やらせてください”
と頼みました(笑)
俺は、キャプテンできると思っているし、
練習に向かう態度は一番だと思っている。
お前が頑張っているから
俺も顧問を続けている
と言葉をかけてもらいました。
土日も一日練習が多かったなかで、
練習に来てくれた先生。
最終的にはその言葉をもらってから
先生に感謝する意識が強くなりましたし
バスケを続ける上で心の支えになりました。

都大会を決める中三最後の試合。
試合終了直前に逆転して出場が決まった時
先生が泣いているのをみて
頑張ってよかったって思いました。

中学はほぼ毎日やめたいと思っていたし
一番辛かったけど、自分の中では
一番心に残る出来事の多かったのも
中学だったかなと。

 バスケの基本、構造、ことばを
教えてもらったのは中学の顧問の先生。
バスケ事態を学んだのも中学、
人として当たり前のこと。
挨拶、礼儀を教わったのも中学。

いまなら当たり前のような礼儀なども
当時は知らなかったか、知っているようで
できていなかったことが多かった。
細かく注意されて学ぶことができたのも
中学でした。
―高校で周りの人のレベルの高さを感じた。
最初に思ったのは、人のレベルが高くて。
初めて同期から下で自分が目標としないと
いけない人ができた。
ドライブをした時に合わせの位置に
人がいることに驚いて
なんでこんなにスムーズにできるんだろうって
思ったのが駒場の最初かな。

高校はほんとに遊んでなかったですね(笑)
3年間、皆で一緒にもがいた感じがある。
大学でももちろん皆頑張っているけど、
部活は自分の中の一部であって、
他にもいろいろ、就活や試験など
高校とは違って、将来に向けて
頑張っていることが多いと思います。

でも高校の時は本当に部活一本。
みんながここを目指しているんだな
っていう気持ちが常ににありました。
今、大学ではそういう環境の中で
3部で勝つためには、
このままじゃだめだっていうのを
一生懸命伝えていて、
目標統一をはかれるようにしていますが
日々伝わっているかどうなのかを
考えながらバスケをやっています。
 
―高校では部長を務めた。
   自分の役割は練習の意識を高める事。
 キャプテンは自分もやらないといけないし、
チームをまとめなければいけない。
後輩が委縮しないように、
キャプテンはぎすぎすした空気を
つくらないように、
チームの雰囲気をくみ取りながら
チームを一つにまとめる難しさがある。

じゃあ、
部長がやるべきことは何だって思ったら、
純粋に練習の意識を高めればいいんだって。
だから思ったことはチームに向けて
どんどん言っていくようにしようと。

試合が近くなってメンバーを決めるとき、
4役(キャプテン、マネ、服キャプテン、部長)
と顧問の先生で話すことも多かったですね。
“この子はAあるいはBチームにいるけど
いまこういうところを頑張っているから
ベンチに入れたらいい影響になるだろう”
とかを話しました。

中間層、下の層それぞれが頑張っている話や
想いを普段から聞いているから、
それぞれが直接的に言わなくても
本音の部分を感じます。

逆にトップ層のひとたちが
何を思っているかも知っているから、
自分がどの立ち位置におかれていたとしても
チームの気持ちを一つにしないといけない。

溝を創りたくもないけど、
競争心を保たなければいけない。
そのバランスが難しかったですね。

ーチーム全体をまとめるうえで
大変だったことは?
 
私の高校は上級生に対するマナーが
しっかりしている分、逆に後輩たちが
委縮しすぎないようにするには
どうしたらいいかは考えました。

自分の中では、
試合に出れるような子には、
直接プレーで関わる機会も多かったので
練習中のプレーから競争心で
伸ばせようとしたり、
それが逆効果な子に対しては
一つ一つ丁寧説明したり、
『自分はこう思ったんだけど、どう思った?』
ってその子の考えを聞いてみたり。
その人その人にあわせて
アプローチを変えていました。
 
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