『眠れない一族 ~食人の痕跡と殺人タンパク質の謎』
ダニエル・マックス著/紀伊国屋書店刊
狂牛病やヤコブ病の原因である感染性病原体プリオンというタンパク質が引き起こす【致死性家族性不眠症】に関する本を読んでおりまする。
この病気・・・すごい残酷なのです

中年期に発症し、異常発汗や頭部硬直、瞳孔収縮を引き起こし、やがて不眠状態に陥り死んでしまうというもの。眠れなくなって死んでしまうというのだから末恐ろしい

この病気に数世紀苦しめまれてきたイタリアの一族を中心に話が展開していきます。
今日借りたばかりだから人類の80万年前の食人習慣の話までたどり着いてないけど、ものすごく面白い

・・・眠れなくなって死ぬってナニ。
・・・一族に遺伝するってナニ。
・・・食人習慣ってナニ。
(図書館でおかしな場所に分類されていたような気がしてきた)