どういう態度や言葉をかけていいのか悩む。
それがケセラセラな人間になら問題ないのだが。

周りにたくさんいる真逆の人達の気持ちは痛いほど解る。
かつて自分がそうだった時、周りの人々に本当に迷惑をかけ、それにも関わらず本当に支えられ救われた。

だからこそ自分もそうなってあげたいと思うが、上手くいかない。


セラピストの勉強中、クライアントとの接し方について学んだ。
セラピストは心理カウンセラーではないから、一定のスタンスを保ちつつ、でもクライアントの言うことを全面的に聴き、そして受け入れるのが重要だと。
以下、それが表現されている文章です。

友よ、今まで私はこの意味を全然解ってなかった。
ごめん。


≪聴くことの大切さ≫

「話を聴いて」と言っているのに、あなたはすぐに忠告しようとする。
なぜ私の言うとおりにしてくれないの。

「話を聴いて」と言っているのに、あなたはすぐにお説教を始める。
なぜ私の心を踏みつけるの。

「話を聴いて」と言っているのに、すぐに私の問題に首をつっこんで解決しようとする。

聴いて!私の願いは何かを言って欲しいのでも、して欲しいのではない。ただ話を聴いてほしいだけ。
私はがっかりしてしまったわ。

だから、きっと祈りが役に立つのでしょうね。
神様は何もおっしゃらないから。
忠告をなさったり、問題に首を突っ込んだりなさらないから。
神様は黙って耳を傾けられ、私たちに問題の解決を任せてくださる。

だからお願い、静かに私の話を聴いて。
ほんの少し待ってくれたら、あなたの話を聴いてあげるから。