2018/11/25 晴れ。
2月の呉とびしま以来のフルマラソンに参加してきました。
瀬戸内海タートル・フルマラソン全国大会。
今回も瀬戸内海にある島で開催される大会です。
宿から会場である町役場までに見える皇踏山。走るには問題のない天気です。
近くに宿をとった為、会場入りはゆっくり。
大会の案内には朝一の船で会場入りする方法も書いてありましたが、準備とかを考えると会場に近い宿をとるのがベストですね。
朝9:30。フルマラソンスタート。
交通の関係か、フルマラソンの大会にしては少し遅めのスタートです。
個人的にはこれくらいのスタートが一番いいですね。
スタート地点にある土渕海峡。ギネスに認定されている世界一狭い海峡だそうです。
土庄の町を抜け、小豆島の海沿いを北へ走ります。
この大会のコースはひたすら海沿いを小豆島の北東まで行って戻ってくるというシンプルなコース。
島の大会という事もあってか、呉とびしまの時と少し雰囲気が似ています。
違うのはアップダウンの多さ。
片道7~8つほどのアップダウン。
行き帰りで14~16のアップダウン。
その為、平坦な部分はかなり少な目。ペースのコントロールに気をつかいます。
でも、記録を見るとトータルの高低差は呉とびしまの方があるの為、
全体的にゆるやかな上りと下りが多い大会と言えます。
最近は日帰り登山ばかり言っていて走る事は少なかった為、
とにかく序盤は体力温存。
最悪、後半は歩いてもいいかなと思って走っていました。
この大会、制限時間は5時間30分。
私のペースだと後半歩きすぎると微妙になってしまうタイムなんですよね。
なので、30km地点を目標に脚がもってくれるよう祈りながらの走りでした。
この大会のエイドは約5kmごとに設定されているのですが、
島の方々が提供してくれる私設エイドが多かったので、
エイドが足りないと感じる事は全くありません。
それに景色もいいので折り返しまではややテンション高めで走れました。
経験上、フルマラソンは走りきるのに精神的な部分が大きく影響するので、
いい景色、街の人の応援というのはものすごく力になります。
とにかく前半では歩かないように景色を楽しみながら。
元気なうちは坂も楽しいものです。これ登るのか~って逆にテンションも上がります。
20km地点。だいぶ疲れてますがまだまだ行けます。
実は10km過ぎのハーフの中間地点で折り返していく人を見ていて、
私もハーフにしておけばよかったかなぁと少し思ったりもしたのですが、
ここまで来るとフルにしてよかったなぁと感慨があります。
折り返しはまだかな…。
折り返し地点に到着しました。
あとは帰るだけだから気が楽だ、という気持ちと
あと半分もあるのか、という大変だなという気持ちが。
とにかく行けるところまで、という気持ちで走ってみたところ、
この後も思っていた以上に走れました。
中の人はいませんよ。
はい、帰りはほとんど写真ありません。
疲れてその余裕がないんですね。いつもどおりです。
30km近くまで思っていた以上に走れたのですが、
途中で一度今回初のトイレ休憩をとってからが駄目でした。
これもいつも通りですが、トイレ休憩して足を止めるとその後ガクッと脚が動かなくなりますね。
それからはエイドでは休みつつも、それ以外では歩かず足を前に出して頑張る、といった感じで
前に進みました。
そしてゴール。タイムは4時間40分。
このコースだと歩かなければ5時間くらいかと思っていましたので、
イメージよりは脚が動いた感じですね。
ゴール直前の応援にはちょっと涙ぐみそうになりました。けっこう精神的にもきていたのだと思います。
ゴール後の無料そうめん。
大会のパンフレットには無料のお弁当券もついてました。
私のようにフルで速くない人にとってはいつ食べるか迷うお弁当。
ゴール後に食べると夕食入らなくなるし、翌日までもつものではないだろうし…。
夕食を遅めにすれば大丈夫かといただきました。
ゴール後は船で高松に移動。観光シーズンという事もあってか、船内は座れるところも少ないほど混雑していました。
初めての小豆島。初めての香川でのフルマラソン。
走りきれたという満足感を味わえた楽しい大会でした(^^)