ソフトバンクが以前にARMという半導体チップを開発する企業を買収したという話がありました。
この時、ソフトバンクとの関連が見えないとして、
ソフトバンクの株価が下がったそうです。
そこに対して孫社長が語った内容として、
こんな話があります。
(アームの買収に当たって)「ソフトバンクの今までの事業とのシナジーが見えない、と株価は下がった。だが、アームの買収を囲碁に例えるならば、飛び石だ。今持っているものに足し算をするのであれば、近くに石を置けばいいが、必ずしもすぐそばに置く人が勝つとは限らない。なぜそこに石を置いたのか、その1点に打つ必要性は。囲碁の世界に命を懸ける人ならばわかるだろう」
さて、この時代における飛び石とはなんでしょうか?
最近は様々な記事でも話題になっている
「人工知能(AI)」
に鍵があると考えます。
2045年には「技術的特異点(シンギュラリティ)」
が起こると言われ、人類は今の知性では予測ができない未来が待っていると言われています。
これらのことには楽観的、希望的な未来と、悲観的な未来を予見するものなど様々な意見を持つ人がいるわけですが、
確実な未来として訪れることは
「人間とは何か?」
という問いが私たちに突きつけられるということです。
有名なところで言えば、ソフトバンクのpepper
IBMの汎用人工知能ワトソン
3Dプリンターを活用した物の生産
ビッグデータを活用した判断
人間でないとできないと言われる領域の仕事も
将来的に機械に代替されていくことが予測されます。
多くの仕事がAIに代替され、今自分が行っている職業や仕事が自らのアイデンティティではなくなる未来が訪れるわけです。
10年後にはほぼ半分の仕事が、20年後にはほぼ8割の仕事がなくなっていくと言われています。
このブログを読む人はどちらかというと、
僕自身がそうなのでセラピストの人が多いのではないか?と思います。
人to人の仕事ですから、AIによる代替はありえないとか思うのではないでしょうか。
実際、作業療法士や言語聴覚士なんかは、AIによる代替がされにくいみたいな記事をどこかで見た気もします。(理学療法士が入ってなかった気がします笑)
しかし、これは関係ないという話ではなく、
近い将来に多くの人の悩みとして上記の問題がかかってくることが予測されます。
「人間とは何か」「生きるとは何か」
ここに対して明確な答えをもっていますか?
「人は人それぞれだから。」
「あなたのやりたいことをやればいい。」
「(何かに)任せればいい。」
人の意識や記憶も電気信号としてチップに収めることも技術的に可能であると言われる時代。
最新鋭の義肢では脳波によるコントロールも可能なものが開発されてきているといいます。
身体の中にチップやマイクロマシンを入れ、健康の制御を行う。
人工的なデバイスを体に装着してそれを道具に扱う。
そんな未来は確実に迫っています。
そうなったときに「人間」という定義こそ曖昧になっていく。
グーグルが眼球内に入れる液体コンピュータの特許を申請したという記事もありましたが、
体内のデバイスを通じて、直接意識とネット空間がつながる時代もそう遠くありません。
「あなたがやりたいことをやればいい」
「人それぞれの生き方がある」
こんな言葉、腐るほど 聞いていますが、
「あなた」という定義が崩壊したときにその論理は成り立たなくなる。
今はそうじゃないし、イメージできないから、なったときに考えたらいい。
まぁ、それはそうだけど、
それってどうなのよ??笑笑
「人間に対する再規定」が必要な時代です。
セラピストのみなさん、関係なくないですよ。
むしろ、そこに対して自分なりの答えがないことは
僕からしたら、人の人生に携わるものとして
無責任じゃないかと考えます。
だから、僕は教育が変わらないといけないと思います。
これからの時代、教育のことを抜きに健康を考えることは難しいと思っています。
そんな問題意識のある方や考えがある方はぜひ討論しましょう。
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