こんばんは!!
今日のお話は治療が難しい患者さんについて、僕が思うことをまとめてみました。。
僕が現在勤めているのは、地域に根ざした高齢者の多い回復期の病院で、
本当にいろんな患者様がいらっしゃいます。。
そんな中で廃用症候群でオーダーが出ている方も多くいらっしゃるのですが、
廃用の方って術後とかならともかく、
高齢の方で肺炎起こしたりとか、いろんな疾患を持つ方の治療って難しいよなーと感じませんか?
結構、複雑な既往を持っていたり、
特に過去に複数の骨折歴や重度の糖尿病とか、精神疾患とかもった方だと本当によくなりにくい印象を受けます。。
んでどうなるかというと、
基本的には維持的なかかわりが中心となり、転院が決まるまでの間、単位を稼ぐことに集中するという・・・。。
例えばROMエクササイズなんかやっても、何がよくなっているんだかわからないし、筋力増強訓練をするにもこんな運動で効果が出るんだろうか?
と、不安になったりします。。
まぁそんな感じであれやこれや試してみるわけですが、
患者さんからの反応もいいんだか悪いんだかよくわからないケースって結構ある気がします。。
じゃぁ、どうすればいいんだよ!
と、思いますが別に僕も答えがでたわけじゃありません(^_^;)
一応僕の場合どうやって関わっているかというと、
維持的な側面の運動、歩行とか座位訓練とか基本動作はしっかりと行い、臥位で行うような受動的な治療ではROMエクササイズとか筋力強化運動をやるというより全身を治療するような関わり方をしてみています。。
基本動作ではできることなら体位変換、とくにできるならうつぶせとかにしてあげたいですよね。。
基本的には患者さん自身の治癒力とか持っている能力を最大限引き出すのはベターであることは間違いないので、
こういう全体的なかかわりはよいように思えるのですが、ひとつ問題点もあります。。
治癒力を高めるためだから経過を見ていく~な感じで、
結構主観的でこっちの自己満足なアプローチになりがちだと思います。。
その中で少しでも客観的に治療後の変化を見ることが重要だと感じています。
僕が以前担当していた、御年80過ぎぐらいの鍼灸師の患者さんがいらっしゃったのですが、
その方が治療する際にどういう指標をみているかというと、
治療中は背部の皮膚や筋肉、その状態の反応を診ていくそうで、
さらに治療前後の評価として脈診を入れるということでした。。
その方の場合、3回治療を行って脈診にまったく変化が出ない場合は病院の受診を薦めるとお話されていました。。
脈診はすげー細かくてよくわからないので、(一応診ていますが)
僕の場合は腹診というものを入れてみています。。
腹診とはお腹に全身をマッピングして、触診をししこりのある部分の概念に問題があると評価する東洋医学的な評価法です。。
治療前後で腹診で診られる腹部の癪(固いしこり)の変化を評価することで、
自分の治療に効果があるのかどうかを効果判定に使っています。。
つまり患者さんがなんか変わった気がするといっても、気持ちだけの場合や気を使ってくれている場合(^_^;) が多々あるので、
で、表面的な変化だけだと大抵すぐ元に戻りますヽ(^o^)丿
なのでこういった指標をしっかり見るわけですね。。
とりあえず、そこが変わっていれば少なくとも何かしら患者さんに変化を与えているんじゃまいか、
または変化する予兆として捉えています。。
当然科学的根拠はありませんでご注意お願いします(^_^;)
ただ、一般的な人に治療を試している印象では腹診の変化をしっかり変化させられた方は大抵治療効果もよいと感じています。
僕的には病気は偶発的に起こるものというよりも、
やはり日々の不調の積み重ねがあって、そこにいろんな出来事があって起こるものだと考えるので、
こういった病院に入院され、寝たきりに近い方をしっかり変化させる努力をしていると一般的な人に対する介入は比較的楽なように感じます。。(まー現実はそんな簡単じゃありませんが(^_^;) )
たぶん、こういった病院の患者さんを本当によくしようと思って努力することはよいトレーニングになるんじゃないかと。。
だから、維持期なんかでしっかり患者さんと向き合ってがんばっているセラピストって本当すげーなーって思いますヽ(^o^)丿
今の病院にいるのも残すところあと2ヶ月半となりましたが、
精一杯患者さんがよくなるためにがんばって、患者さんのためにも、僕自身のためにもがんばりたいと思います。。