死にたくてたまらない

本当に死にたい


だけど大切な親には私しかいない

だから生きる


親は離婚する

昔から仲は悪かった

あたしはいつも怯えてた

二人が喧嘩してるのが嫌で仕方なかった

でもあたしには何もできなくて、両親の鬼の形相を見るのは苦痛だった

いつも機嫌とりをしていて機嫌が悪い時はどうにか良い子を演じてた


しかし小学生にもなると両親は口をきかなくなった


朝ごはんの時、パパを起こしてみんなでご飯を食べる


でも起こすと、起こさなくていいとか
起こしたら朝からハゲを見たくないとか
一緒にご飯食べたくないとか
そんな罵声がとんでいた


パパを起こさなければ会社に遅れてしまうという責任感でいつも起こしていた


本当は起こさなければ平穏な朝を過ごせる…って思っていた