経緯はがっつり省きますが、先日、知人に
「伊勢神宮に行ってみれば？」
と言われた。
関東在住で
生まれも育ちも生粋の関東勢の僕は
二つ返事で
「いや 遠い遠い遠い！💦」
とは言え
実は以前に伊勢神宮参拝旅行を
計画したことのあった
ーーそして断念した経験のあった僕は
「（最寄駅）から伊勢神宮」のワードで
何となくあらためてググってみた。
殊の外、近い……
交通費も激安プライス……
（なんでだ？？？）
よく見るとそれは三重県伊勢市の神宮ではなく
神奈川県伊勢原市にある伊勢原大神宮だった。
１〜２週間後……
事前に地元の氏神神社に
伊勢原大神宮へ参拝する旨を伝えていた僕は
参拝当日、電車に乗って最寄駅の伊勢原駅へ。
無事、伊勢原の地に舞い降りたのでした。
そして１５分ほど歩いた後……
伊勢原大神宮
到 着
鳥居をくぐるとすぐ左に宇迦之御魂神がご祭神の
稲荷総社がありました。
一礼をしつつも、一旦素通りし
境内深部へ。
そして行き着いた境内には
大きな御神木を挟むように両サイドに
内宮と外宮が建っているではありませんか。
お伊勢の天照大御神様が宣った通り
外宮 → 内宮
の順序でご参拝。
外宮では
「世界中の人が飢えに苦しむことなく、明日食べるに困らない生活が送れますように。また、日本においては若者の貧困が問題になっていますので、若者に限らず、誰もが食べるに困らない、豊かで相互尊重のある生活を送れますように」
内宮では
「今、多くの日本人がこの社会の閉塞感に、悩みやストレス、孤独感を抱え、先進国中においては自殺率が第１位になるほどです。どうか、この国の人々の心や傷を癒し、誰もが安心して自分の感情や気持ちを安心安全に表現できる社会・国になりますように。また、モンテッソーリ教育やレッジョ・エミリアのような世界７大教育をはじめ、様々なオルタナティブ教育がこの国にも広まり、根づき、この国の子供たちがそれぞれの個性にあった環境で、安心して学んだり成長していけるような国になりますように、どうかお力をお貸しください」
といった祈願をさせていただきました。
ちなみに、参拝したこの日は６月３０日で
三重県の神宮同様
「夏越の大祓式」と「茅の輪神事」が
午後４時から執り行われる日でした。
まあ、４時になる前に帰っちゃったので
その神事自体を見ることは
終にありませんでしたが……（テヘ♪）
次に、到着時に一旦スルーさせていただいた
稲荷総社へご挨拶に。
小さな社殿の中にはお狐様がいっぱいいたよ♪
また、境内には祭事や催し物が行われるときに
ステージとして使われると思しき
神楽殿があるのですが
他の参拝客がその神楽殿に向かって
何やら拝んでいるのを目撃しました。
（……なんであんなところで拝んでんだ？）
参拝客が去ったあと
近づいて見てみると神楽殿の中に
伊勢神宮内宮の鳥居が描かれた
モザイクアートが！！
なんでも創建400年の記念に
描かれたものだそうです。
そして、この神楽殿は同時に
三重県伊勢市にある神宮への
「遥拝所」となっている模様。
（なるほど、さっきのは遥拝だったか……）
我々、チーム・オールジャパンの大本陣である
伊勢神宮にまさかの遥拝ができるとあっては
やらずに帰るわけにはいかないので
先程の内宮で 恐み恐みも白したのと
同じ内容の祈願をさせていただきました。
境内社には稲荷総社の他に
天児屋根命をご祭神とする
春日神社があることも知っていたのですが
今回、なぜか発見できず……
勝手に
（境内から少し離れたとこにあるのかな？）
などと考えていましたが
どうやら外宮の脇に
ちょこんと建っていたようです。
石の基壇があるのですが
その基壇に遮られて見えなかったので
今回は見落としたようです。
初回ということもあって
「とりあえず内宮＆外宮に参拝せねば！！」
の感じもありましたからね。
天児屋根命、申し訳ございませぬ……
いずれまた参拝したときにご挨拶に伺います故。
ちなみに、境内にはおやすみ処である
常若というお店もあって
ちょっとした和のスイーツが堪能できます。
僕はコーヒーゼリーにバニラアイスがイン！
したやつを食べました。
全然、和のスイーツではありませんけど。
普通に美味しかったんですけど
クリームあんみつにしとけば良かったかな？
と若干思いました。
せっかくだから「和」をいっとけば……
てね。
とまあ、伊勢原大神宮への
こんな感じの参拝旅でした。
射程圏内に在住の関東勢の方々も
それ以外の方々も
ぜひ一度、足を運んでみては
いかがでしょーか！？
