富、名声、力
芸能界を一世風靡した男
懸賞王ゴールドなすび
彼の落ち際に放った一言は
人々を懸賞へと駆り立てた


「俺の財宝か?
 欲しけりゃくれてやる
 送れ
 この世のすべてを
 そこに置いてきた!」


男達は
葉書を書きまくり、
夢を追い続ける

世はまさに大懸賞時代


懸賞時代を生き抜く男アキレスジャーク。
彼の歴史は古く、ゴールドなすびが世に出る前から
葉書を書きまくっていた。
4稿 アキレスジャーク
懸賞王になれなかった男である。


2010年、彼は苦戦していた。
まさか8月終わって1個も当たってないとは・・・。
近年落ちぶれた懸族(けんぞく)と呼ばれ、
4稿の名すら危ぶまれていたものの、昨年までは、
最低でも2ヶ月に1回は、当たっていた。
それが今年は、0。

ここ、10年で時代は激変した。
新たに参入してきた、ルーキー達は、ネットという
最新兵器で、古くからの懸族達を駆逐していった。
AJの強敵(とも)達も去っていった。


強敵「AJよ。もう俺たちの時代は終わったんだ。
   いつまでも葉書で書いてたら駄目だ。
   かといって新兵器を使うルーキー達の数を見てみろ。
   かつての10倍いや30倍はいる。」


そういって次々と強敵(とも)達は居なくなっていった。
たしかに、ネット応募は気軽に簡単で、費用も掛からない。
それは、多くのルーキー達を引き寄せてしまった。


AJ「さすがの俺も限界か・・・。」


今年になって、AJの当選は0。
もはや彼の時代は終焉を迎えているかのように思えていた。




しかし、時代はまだ、AJ(アキレスジャーク)を必要としていた!



Saltist アキレスジャークの日常

で、これが当たったわけで・・・。
一番、アキレスジャークから遠い釣りでは、なかろうか・・・。
餌師ですから、近いんじゃ?と思われるけど。
サヨリ釣りでさえ、カゴ使わないんですよ?w
もう10年は、カゴ付けてサビキ釣りなんてしてませんよ。
最後に釣ったのは、ヒラメ釣りの時に餌を釣った時ですかね・・・。

まあ今度、もう少し涼しくなればサヨリ釣り行くんで、
そん時使ってみようかな と。