FIP寛解 そして去勢手術 | アシルの闘病日記(MUTIAN投薬)~猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症して

アシルの闘病日記(MUTIAN投薬)~猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症して

アシルとエマ(兄妹)を迎えて約半月後、アシルが致死率ほぼ100%と言われるFIPを発症してしまいました。日本国内での扱いは未承認動物用医薬品となるMUTIANで投薬治療を開始。2020年12月31日に84日間の投薬を終了。84日間の経過観察を経て2021年4月2日寛解となりました。

3月19日の検査の結果を(まだかな~)と待っていた私ですが

「検査の結果、何も問題がなければ予定通り4月2日に去勢手術をします。問題がある場合は26日以降連絡しますので、連絡がなければ手術当日9時から11時の間に来てください。」

と先生がおっしゃっていたのを思い出し(3月31日までドキドキしながら電話を待ってましたあせる

「そうだったー」と安堵←早く気が付けばいいのに汗

 

 

そんな訳で無事に手術を受けられることになったアシル

 

去勢手術前日 アシルに寄り添うエマ(左)

 

 

 

 

 

手術前日の食事は21時まで

当日の飲水は7時まで

食いしん坊なアシルにとっては

結構きついかもびっくり

何か感じるのか

エマがいつも以上にアシルにやさしい

 

 

4月2日10時10分 協力病院に到着

手術はお昼頃に行い

終わったら連絡します、とのこと

お迎えは17時(男の子は日帰り)なので

外に出ることにしました

 

 

ちょうど昼食中に電話があり(12時半頃)

手術は無事に終わり(早っ)

麻酔からも覚醒しているとのこと

よかった~ニコ

 

 

お迎え時に手術の経過と

レントゲン写真(水を飲むと必ずむせるので念のため)

の説明がありました

 

まずはレントゲン

喉の辺り 骨の異常はなし

(全身麻酔だったので全身の撮影可能)

他も全て異常はなし

食事もむせてしまうようなら機能的な問題があるかもしれないけれど

水だけなら様子見しましょう、ということになりました

 

去勢手術は

少し切って精巣を取り出し

糸は使わず....よって抜糸はなしびっくり

(後で調べたところ、猫の傷口くっつき力は凄いそうです)

少し皮が腫れているようですが

経過は順調

食事は22時以降OK←しっかり食べました

ストレスより食欲が勝ったみたい

 

 

そして

FIP関連の検査結果は

全て問題なし

A/G比1.0(これは嬉しい)

「寛解ですね、よかったです」

 

わ~言葉が見つからない

長かった....長かった?

あっと言う間、というほど短くはないけれど

いろいろ凝縮された期間だったような....

 

MUTIANを知ることができ

協力病院に通うことができ

どんな質問にも丁寧に答えてくださる

先生にめぐり合うことができ

多くの方々のブログを拝見することができ

(時期的にもラッキーでした)

感謝しかありません

 

 

「FIPの治療はこれで終わりです。今後は半年に一度位経過が見られれば」

と先生

キャリア(と言っていいのかな)ですから

ずっとずっと丁寧に見守りたいです

先生にはFIPの今後やワクチンのことなども伺いました

それはまたの機会に書きたいと思います

 

 

協力病院から帰宅途中(車中で)

キャリーの中であまりにも窮屈そうだったので

息子がアシルのエリザベスカラーを外してあげました。

 

帰宅してしばらくすると傷口を舐め始めたので

カラーを付けようとしたら....

部屋中を猛スピードで逃げ回り大パニックあせる

2度とカラーを付けることなく1日半過ぎました

隠れて舐めているようで血がにじんでるショボーン

 

 

 

「カラー?なにそれ」

 

「もう我慢しないよ」