アシルに異変(元気がない、お腹が膨らんできた)が起きた時決断できたこと・・・・かかりつけ動物病院か面識のない協力病院、どちらに行くか。
結果的にはベストな選択だったと思いますが、まずかかりつけ医に相談....という方も多いのではと思います。
2020年10月8日の夜、アシルの写真をブリーダーさんに送ったところ、すぐに電話がかかってきて「便秘....かもしれないし、もしかしたら病気かもしれない....かかりつけ病院へ行くのはもちろん良いと思いますが、FIP治療に関して良い病院があるので連絡先を教えます。」と...
FIP(猫伝染性腹膜炎)という病気....名前ぐらいは知っていましたが、全くの想定外の出来事で、ブリーダーさんとやり取りをしている間に、急遽家族にインターネットで調べてもらう、という慌ただしさ。
「FIPは100%助からない」「MUTIANはとても高額」「寛解率は80%」位の認識しかないまま協力病院にい行ったのでした。
「90%FIPだと思われます。」「ウェットタイプの初期で費用は概算で60万円位です。どうなさいますか?」
と聞かれ....「え、1ヶ月でですか?」
「いえ。84日間の金額です。」と、とんちんかんな受け答えをしてしまう始末。
たぶん先生は、私にある程度のMUTIANの知識があるか、または別の病院でFIPかもしれないと診断されてきた、という前提でお話をされていたのではと思います。
「ぜひ、投薬治療をお願いします。」とお答えし、その場で暴れるアシルにMUTIAN150mgを投与していただきました。
「エマは....!あの....妹猫がいるのですが、大丈夫でしょうか....」
「あー感染はしているでしょうね。」
先生は、猫コロナにという意味でおっしゃったのだと後で気付きますが、この時は焦ってしまい
(エマもFIPかもしれない....!)「すぐに連れてきます!」
「いや大丈夫ですよ。症状が出てからで。連れてくるだけでストレスになりますから。」
「アシルちゃんは、気が付いてすぐに連れてきているので、薬の効き目も良いと思います。また1週間後に来てください。」
先生のお話を聞きながらずっとドキドキしていたので、帰宅後はどっと疲れてしまいました。
あまりにも無知だったので、その日からFIPについて調べまくりました。
そして、同じようにMUTIAN投薬治療をしている(していた)方々のブログを拝見させていただき、じっくりと読み進むうちに希望が持てるようになったのでした。
兄妹猫の場合は? わずか2か月での発症? ベンガル猫の場合は? ワクチン接種はどうしたら?
避妊・去勢手術はいつ? などわからないことだらけ。
皆様のブログから、いろいろなケースがあること、不安なことや心配なことはひとりで悩まずに先生に相談し、当たり前のことですが、きちんと病気と向き合うこと等学びました。
投薬中はブログを始める余裕がなく、84日間の投薬終了(2020年12月31日)後、年明けとともに気持ちも新たに始めよう!....と思い現在に至ります。
男らしいアシル(6か月)
体重計ってるの(キャリーの下にペットくん)4670g!