ブログについて | アシルの闘病日記(MUTIAN投薬)~猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症して

アシルの闘病日記(MUTIAN投薬)~猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症して

アシルとエマ(兄妹)を迎えて約半月後、アシルが致死率ほぼ100%と言われるFIPを発症してしまいました。日本国内での扱いは未承認動物用医薬品となるMUTIANで投薬治療を開始。2020年12月31日に84日間の投薬を終了。84日間の経過観察を経て2021年4月2日寛解となりました。

アシルに異変(元気がない、お腹が膨らんできた)が起きた時決断できたこと・・・・かかりつけ動物病院か面識のない協力病院、どちらに行くか。

結果的にはベストな選択だったと思いますが、まずかかりつけ医に相談....という方も多いのではと思います。

 

2020年10月8日の夜、アシルの写真をブリーダーさんに送ったところ、すぐに電話がかかってきて「便秘....かもしれないし、もしかしたら病気かもしれない....かかりつけ病院へ行くのはもちろん良いと思いますが、FIP治療に関して良い病院があるので連絡先を教えます。」と...

 

FIP(猫伝染性腹膜炎)という病気....名前ぐらいは知っていましたが、全くの想定外の出来事で、ブリーダーさんとやり取りをしている間に、急遽家族にインターネットで調べてもらう、という慌ただしさ。

「FIPは100%助からない」「MUTIANはとても高額」「寛解率は80%」位の認識しかないまま協力病院にい行ったのでした。

 

「90%FIPだと思われます。」「ウェットタイプの初期で費用は概算で60万円位です。どうなさいますか?」

と聞かれ....「え、1ヶ月でですか?」

「いえ。84日間の金額です。」と、とんちんかんな受け答えをしてしまう始末。

 

たぶん先生は、私にある程度のMUTIANの知識があるか、または別の病院でFIPかもしれないと診断されてきた、という前提でお話をされていたのではと思います。

「ぜひ、投薬治療をお願いします。」とお答えし、その場で暴れるアシルにMUTIAN150mgを投与していただきました。

 

「エマは....!あの....妹猫がいるのですが、大丈夫でしょうか....」

「あー感染はしているでしょうね。」

先生は、猫コロナにという意味でおっしゃったのだと後で気付きますが、この時は焦ってしまい

(エマもFIPかもしれない....!)「すぐに連れてきます!」

「いや大丈夫ですよ。症状が出てからで。連れてくるだけでストレスになりますから。」

 

「アシルちゃんは、気が付いてすぐに連れてきているので、薬の効き目も良いと思います。また1週間後に来てください。」

先生のお話を聞きながらずっとドキドキしていたので、帰宅後はどっと疲れてしまいました。

 

あまりにも無知だったので、その日からFIPについて調べまくりました。

そして、同じようにMUTIAN投薬治療をしている(していた)方々のブログを拝見させていただき、じっくりと読み進むうちに希望が持てるようになったのでした。

 

兄妹猫の場合は? わずか2か月での発症? ベンガル猫の場合は? ワクチン接種はどうしたら?

避妊・去勢手術はいつ? などわからないことだらけ。

皆様のブログから、いろいろなケースがあること、不安なことや心配なことはひとりで悩まずに先生に相談し、当たり前のことですが、きちんと病気と向き合うこと等学びました。

 

投薬中はブログを始める余裕がなく、84日間の投薬終了(2020年12月31日)後、年明けとともに気持ちも新たに始めよう!....と思い現在に至ります。

 

 

 

男らしいアシル(6か月)

 

 

 

体重計ってるの(キャリーの下にペットくん)4670g!