主人が8時過ぎにお仕事から帰って来ました。

そしてご飯を食べ終わった頃、のび太が2階から下りて来ました。


「お父さん、お父さんに話したい事がある」


主人は「なに?」


「お父さんとの約束破った」


「…で?」


のび太は川遊びに行った時の出来事を話しました。



その話しを聞いて主人は

「ぶっちゃけ約束破っとる事は知っとったよ。気付いてないと思っとった?」

「うん」とのび太。

何も言われないからバレてないと感じていたようです。

バレなければ破ってもいいのか?


小さい時から「約束は何の為にすると?」
と聞くと

「守る為!」と答えていたのに…。


約束を平気で破ったりするから、『イエローカード その2』のような事が起こる。

『イエローカード その2』の事は置いといて、主人は基本的にのび太が勘違いしている事を話し出しました。


「のび太はいつも

『自由にしたい』

って言うけど、のび太が言う自由とは、何でも自分勝手にしたいって事やろ?

人が言う事は聞きたくないって事っちゃろ?」


「うん」


「違うっぜ。

自由とは自分の好き勝手にするって事じゃないっぜ。

ぶっちゃけ自由が1番難しいっぜ。


のび太はこの言葉の意味が分かっておりません。


自由にするという事は、ちゃんと自分で考え、行動すると言う事。


そして何かあれば、その責任も自分が取らないといけないのでちゃんと考えないと大変という事を教えておりました。

だけど、今はまだ高校生なので、それは通らない事も。



なぜなら何か問題を起こせば、未成年者なので必ず親が呼び出されるからです。


そこで、のび太に「何も言わん、何でも自由にさせてくれる親がいいとやろうけど、 本当に何も言わんやったらどうなると思う?」

と主人が聞くと


のび太は「堕落する」と答えました。


(難しい表現をよくします)


そう。ただ自分勝手にしたいだけで、こうしたらこうなると言う事を考えきれないなら、堕ちていくよね…汗汗


この際なので、今後の事も話しました。