北アルプスの女王、燕岳(つばくろだけ)にグループ登山をしてきました。
1泊1夜行3日、総じて天気に恵まれ、皆で無事に下山できました。
 
■登山初日の行程
JR穂高駅 (60分、バス) → 有明荘 (15分) → 燕岳登山口 (50分) → 
第1ベンチ (50分) → 第2ベンチ (50分) → 第3ベンチ (50分) →
冨士見ベンチ (50分) → 合戦小屋 (90分) → 燕山荘 (30分) →
燕岳 (30分) → 北燕岳
 
 
7月17日晩に夜行バスで新宿を発ち、翌18日早朝、JR穂高駅そばで下車。
 
初めてのJR穂高駅
 
5時過ぎに中房(なかふさ)温泉行きのマイクロバスで登山口近くへ移動。
6時30分過ぎ、登山口からスタート。
 
登山口付近に温泉が点在するためか、登山道にはかすかに硫黄臭が漂っています。
 

6時44分

 

途中、40~50分ほど登るたびにベンチのある広場があり、そこで行動食、飲み物を取ります。

第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチ、冨士見ベンチでそれぞれ小休憩。

 

9時34分 合戦小屋の手前

 

冨士見ベンチを発ち、合戦小屋に到着。

こちらのお目当てはスイカです。


 

今年食べたスイカのなかで一番甘味が強く美味しかったです。

食べ掛け、すみません。

 

合戦小屋の由来

 

 

ここでトイレ休憩もしました。

 

 

10時55分 高根権現山 (岐阜県瑞浪市)

 

 

11時10分過ぎ、燕山荘(えんざんそう)に到着。

 

image

燕山荘

 

燕山荘の前から燕岳を望む

 

左手には槍ヶ岳がくっきり

 

一旦、燕山荘にチェックインして荷物を預け、この日のうちに燕岳を目指すことにしました。

当初は翌日を予定していましたが、翌日の天気が怪しかったためです。

 

 

++++++++++++

 

燕岳に続く合戦尾根は、北アルプスの三大急登のひとつとされています。

燕岳登山口から燕山荘までの約5.5 kmの道のりの間にを、標高約1,260 mを上がります。

(燕岳登山口は約1,450 m、燕山荘は約2,712 m)

登山に約5時間を要するとされるのもこの標高故かと思いますが、登山道はよく整備され歩きやすい道となっています。

 

私は燕岳の登りをそこまできついとは感じませんでした。塔の岳(丹沢)の表尾根の急登の方が、視覚的にも体力的にもきついのが実感です。

 

一方、高山病対策が必要でした。合戦小屋(標高約2,350 m)を過ぎたあたりから心臓が痛み出し、心拍が上がり始めたため、頭痛薬の6時間ごとの服用を始めるなどの手当てを行いました。
 

続く。