読了
- 家族という病 (幻冬舎新書)/幻冬舎
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<読書感想文>
この本は現在ベストセラーになっていますが、
その理由が何となくわかるような気がします。
最初のほうは、
当たり障りのない著述ですが、
104ページは圧巻でした。
下記抜粋です。
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家族も一人の集団。
3人、4人、5人という親、兄弟という家族の一団なのではない。
自分の家族と思うから、過度な期待をしてしまう。
それがストレスになり、甘えになる。
家族の間に日常的に微風を吹かせておきたい。
べったりで相手が見えなくなり、
排他的になるなら、家族ぐらいしんどいものはない。
独りを楽しむことができなければ、
家族がいても、孤独を楽しむことはできないだろう。
独りを知り、孤独感を味わうことで、初めて相手の気持ちを
推し量ることができる。
太族に対しても、社会に対しても。
なぜなら家族は社会の縮図だからである。
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逆説的かもしれませんが、
孤独を感じるために家族もあるのかなと。
血縁なくても、
「ありのままの自分を安心してさらけ出すことができる場所」(144ページ)が
あるのはいいですね。それは家族に限らない。
愛する対象が人には必要(145ページ)。
これは子どもであっていいが、
ペットでもいいと思います。
家族のメンバーのことを、
100%知ることはできないなあと
今さらながらに感じてしまいました。
最後に…
家族も国と同じように、
輪の中の平和と安泰をはかるために、
排他的になり、自分と家族さえよければという行動になる(117ページ)。
これに賛同。
どこか(特に日本の家族は)排他的になります。
人は最初と最後は絶対孤独。
これを忘れてはなりません。
いや~示唆に富む本でした。
久々に自分の価値観を揺さぶってくれる本でした。