父を見送ったばかりだというのに、
長年ご指導を頂きました井上泰治監督が旅立たれました。
享年66歳。早すぎます。
参加する時代劇ワークショップでは大変厳しくご指導頂きました。
ほかの方々よりとにかく一番怒られました。
何が違っているのか教えても頂けません。
お稽古後に口を利いても頂けませんでした。
悔しくて悔しくて、ただただ認めて頂きたくて、
その思いで長年通わせて頂いていたのだと思います。
絶対見返してやるーと思いながら。
監督のお書きになるシナリオを咀嚼し
塾に出掛けて行きます。
学ぶモチベーションが他の方と大きく違っていたから
何時間も掛けて通えたのだと思います。
その監督がもうおいでにならない・・・
最後の1年はコロナ禍で母親の病気、介護で通う事が出来ず
大変に悔やまれます。
厳しくご指導いただいたからこそ
実にたくさんのことを学ばせていただきました。
しっかり時代劇にも貢献できる役者になって参ります。
来年の夏に決まっている時代劇映画に
まずは全身全霊で望んでまいります。
井上監督、どうぞ安らかにお休みくださいませ。
本当にありがとうございました。