今宵の映画
新藤兼人監督の『落葉樹』(1986)
「はるかー。ごはんじぇけー。かえりんさーい。」
夕げを呼びかける優しい母さんの呼ぶ声
遠い少年時代の思い出。
人生いろいろなのだなあと乙羽さんの優しくて芯のある母さんを見てて思った。
因みに昨日はこれを観たのですが・・・
新藤兼人監督『どぶ』(1954)
乙羽さんの振り幅に驚きました。
fbのお友達が「こんなにきれいな人が何もそこまでしなくても」と言わせてしまう作品ってどんなだろうとずっと気になっていました。その意味が分かりました。難しい役どころです。デフォルメを思わせるシーンもあったり。
2本に共通していたのが「死に顔」
最後はどちらも死んでしまうのだけど、死んで余計な力の抜けた素の顔はとてもきれいでした。

