この世界の片隅に | 小春Koharu ブログ

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小春のありがとうをあなたに
 今日もありがとう日記

最終上映間際になってようやく観ました。

 

 

私の今は亡き広島のおばあちゃんは、いつも物静かな瀬戸内の海を眺めていた。腰の曲がったおばあちゃんの後姿は何かを語っていた。あの後ろ姿をこれから先も忘れることはないだろう。ご縁あって親戚になったおばあちゃの晩年しか私は知らない。血のつながりはないのに、本当の血のつながり以上の何かをおばあちゃんに感じていた。もしかすると前世で一緒だったのかもしれない。この映画はおばあちゃんとの思い出が詰まった広島が舞台になっているだけに、個人的にも胸がいっぱいになりました。シンクロするキーワードがたくさん。「瀬戸内の海」「お嫁」「親戚」「台所」「戦争」「軍艦」「爆弾」  あの静かで美しい内海が軍艦でいっぱいになる様は胸が苦しくなるし、軍艦の名前を嬉しそうに子供が並びたてる様子は悲しかった。一方でその無邪気な様子に救われたし、食べるものがないのに工夫して食卓を盛り立てようとする懸命さは食べ物にあふれている今も見習わなければならないなと感じたり。兎にも角にも世界の片隅で見つけてくれてありがとう・・・悲惨な歴史も悲しみも苦しさもそれらを乗り越るかのように希望がきらりと光っていました。