着付けの先生の悲しいお知らせを頂き、告別式に行って参りました。もうあの笑顔を見ることはできないと思うと悲しくなります。
念願だった着付けにトライすることにしたのが、私が俳優業復帰を決めた年のこと。だから忘れることはありません。まだ微塵も再び役者をするなどとは考えもしない時でした。けれど着付けは若い時からずっとやってみたかった事であったし何かが変わる気がして、その年のお正月に故箱田さんに着付けて頂いたところから私の着物ライフがスタートしました。俳優業ブランクの23年を取り返す思いで臨んだ足利ミュージカルの研究科が始まると、バレエ、JAZZ・タップダンス、唄、日舞、殺陣、芝居のレッスン、そのほかの外部レッスンにと必死だったので、着付けを習わせて頂いたのは数カ月のことでした。けれどその後、和ものミュージカルの舞台や司会、時代劇のWSなど着物を着る機会が増えるようになりました。
今日は商工会議所の新年会員交流会に出席します。きりっと粋に着こなしている箱田さんのお姿がないのは本当に残念でなりません。感謝とお悔やみの心で、しっかり着物を着て出掛けようと思います。今年初のお茶のお稽古も着物で臨みます。
いつも笑顔でいらしていたから、当たり前にいつもおられると思っていました。教えて頂いたことを大切にこれからも活かして参ります。ありがとうございました。安らかにおやすみください。合掌
