ここまでの私。


本当に色んなことを考えた。


このまま不登校がずーっと続いたら??


3年生の修学旅行も行けないのかな。


卒業式もみんなと一緒には出られないのかな。


高校はどうする!?


何年も何年もこのままで、引きこもりまっしぐら!?


仕事も就かず、家にいてゲーム…


先々のことばっかりが頭をよぎる。


私の育て方が悪かったんだ。


あの時こうしてあげればよかった。


あの時あんなこと言わなきゃよかった。


過去を振り返っては反省しまくる。


私と同じく子ども3人育てた母からよく、真ん中には気をつけてあげなよ。

リツの場合はお兄ちゃんと妹。

長男は1人目だから何かと目をかけるだろうし、末っ子は女の子で男の子とまた違うことがあるから目をかける。

無意識に次男には手薄になってしまうよ。

と。


私なりに気にしながら3人を同じだけ見てきたつもり。


でも今振り返ると、長男小学校卒業・末っ子幼稚園卒園が重なった年、リツは小4。

この頃から甘えなくなったり言葉数が減ってきた気もする。

上と下に集中しすぎた私がいたのでは!?と。


3人平等に。と、子育てしてきたつもり。


このことを反省していると話すと、友人に、


同時期に3人平等じゃなくていいのさ。順番に同じだけ愛情を注いでいけば。

今までは長男くんや妹ちゃんだったけど、今はリツ君に全力で向き合ってるでしょ!!


と、言ってもらえた。


すごく肩の荷が降りた気がした。


不登校が始まってしばらくして、


やっぱり将来は心配だったけど、


いいよ。学校行かなくて。


家で好きなことして過ごそう。


今は家にいたいんだよね。


やりたいことが見つかったらやろう。


今のままでいいよ。



私がそう思えるようになった頃くらいから、リツの表情もよくなって、家での会話もすこーしだけど増えた気がして、旦那と喜んだ。



長男も、

中学校って1番つまらんしね!!ホントダルい3年間だったからわかるわ〜!

と、リツのことを理解してくれた。


特別支援学級に通う、軽度の知的発達障害を持つ妹も、お兄ちゃんは今は学校に行けない時なんだ。

と、自分もできれば学校行きたくないから一緒にサボりたい(笑)のを我慢して理解してくれていた。


そんな兄妹にも支えられて、私もリツも前を向けた気がした。