自分の人生の中で本物をどれぐらい見てきたか、

美しいものにどのぐらい触れてきたか、

心を震わす真の体験をどれくらい積んだか


昨日の記事でこう書きましたが、
それでは一体、実際には何をすればいいの?
という方のために、いいかなという本を
思いついたのでご紹介しておきます。

カナリア雛のブログ-kobayashihideo
これが表紙の画像です。
このシリーズは他のものは
写真が古く感じられたりして
なんだかなものもあるのですが、
すごく素敵じゃないですか?
お孫さんの白洲信哉さんが編集されています。
小林秀雄 美と出会う旅 (とんぼの本)

¥1,470
Amazon.co.jp
絵画や美術品への小林秀雄の
批評は、はやりすたりを超えたところなので
いつでも求められるのでしょう。
自分が美しいと思うことを大事にして
このぐらいの普遍性まで高められるのは
すごいなと思います。
ほんとうにわかるまで考えるのは
大変かもしれませんが
版を重ねるのも納得します。


そういえばこのドラマの続きは
来月末ですね。楽しみです。



今日も見に来てくださってありがとうございます。

ここのところ、村上春樹さんの新刊の注目にあいまって

エルサレムでのスピーチの中で言われた

「物語の重要性」ですが、

どうも解釈がおかしいような気がするんです。


なので、身近な問題から、

社会的知性とメタ認知について書かれた

こちらの本にしたいと思います。

化粧する脳 (集英社新書 486G)/茂木 健一郎
¥714
Amazon.co.jp

こういう表題ですが

見かけよりも中身を重要視してきた男性の方に

わかりやすいように

女性がお化粧をする心の持ちよう、

さらにはそれが自我に対して

どのような影響があるのか、

お化粧というのは実は

高度な社会的知性なのだということについて

詳しく述べられています。


自分の素顔と化粧をした顔、

他者の素顔と化粧をした顔を

見ている時の脳の活動を

測定し、比較した実験について

かかれている部分があります。


化粧をしている女性の脳の中では、

不特定多数の他者の脳をシュミレートしながら

自分の姿を照射するという、

かなり抽象的で高度な知的能力を駆使していることが

考えられる。


また、この構築された自分の姿というのは、

社会の中での「ソーシャルパスポート」または

「安全基地」となるのだそうです。


人間の本質(コンピューターとの違い)というのは

他者とコミュニケーションをとる社会的知性に

表れるものなのだそうです。



ではどうして、このような社会的知性のための

自己批評(自己評価)がなかなかうまくいかないのでしょうか?



夏目漱石は、絶対的な他者の存在が強固な

ヨーロッパ、イギリスに留学したことによって

神経衰弱になるのですが、そのなかで、

「自己本位」という考えにに行き着きます。


しかしながらこれについて著者は、

無知、利己主義、自己欺瞞が働かないことが

重要で、その中で鍛錬していくしかない。

自分の人生の中で本物をどれぐらい見てきたか、

美しいものにどのぐらい触れてきたか、

心を震わす真の体験をどれくらい積んだか

(↑もしかしたら真・行・草の真かもしれないです)

によって変わってくるのだと書いています。


また、一般に他者に一見合わせるのは

安易な同調であって

個性が生かせないのではないかと、

よく思われています。

それについては、小林秀雄の考え、

個を克服して普遍に至るという峻烈な自覚するのだと。


共感性を生かして他者を理解することの重要性ですが、

他者が理解できなければ、

共通する部分も、相違も理解できないこともあるのでしょう。

また、平凡であるところから、個を獲得するのは

非常に困難なことであることもあるのだろうなと思いました。


CGMの双方向性という部分について、

どうしてなかなかわからない人がいるのか

それについてはたまに理解しがたいのですが。


今日も見に来てくださりありがとうございました。


アメーバランキングでは(まだまだ下のほうですが)

段位が上がると奥義を覚えるんですね。

かわいいですね。

ありがとうございます。

今日は行動経済学を易しく扱った

こちらの本にしたいと思います。

世界は感情で動く (行動経済学からみる脳のトラップ)/マッテオ・モッテルリーニ

¥1,680
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↓前篇はこちらですが

↓青い続編↑のほうは今年の1月に

↓出版されましたが、半年以上経った今でも

↓少し大きめな本屋さんだと平積みのところもあって

↓実際に購入された方、見かけた方も、

↓多いかもしれません。

経済は感情で動く―― はじめての行動経済学/マッテオ モッテルリーニ

¥1,680
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このシリーズ、わたしはすごく好きです。

というのも

ヒューリスティック

人が意思決定をしたり、判断を下したりするときに

厳密な論理で一歩一歩答えに迫るアルゴリズム

(アルゴリズムがいつもいいものとも思いませんが)とは

別に、「直感」ですばやく結論を出す方法

なのですが

ヒューリスティックによるバイヤス

①典型的と思われるものを判断に利用する

②日常的に簡単に利用できる情報で判断してしまう

③最初に示された特定の数値などに縛られてしまう

が起こりやすく、その原因となるトラップ(罠)について

詳しく述べられているからです。


先日都議会選が行われましたが、

あまりこういうことは書きたくないのですが、

マスコミにとって解散総選挙の日程が延びると

取材などのさまざまな都合上金銭的負担が

大きいための偏向報道にのった結果かもしれないなと

少し思いました。


①は「代表性」のトラップといって、

例として、

「清き一票は誰に?」というものがあります。

そこだけでも読んでいただけると

いいのかもしれません。


三が日の内から衆議院の選挙区と候補者入りの

全国図をでかでかと出していたこちらの新聞ですが、

今朝のコラムではこのようなことを載せています。

http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090714AS1K1400114072009.html

「幕末に活躍した勝海舟は「大事業を仕遂げるくらいの人は、

かえって世間から悪くいわれるものさ。

おれなども、一時は大悪人とか、大奸物(かんぶつ)とか

いわれたっけ」と言っている(「氷川清話」勝部真長編)。

では今注目の麻生太郎首相は?

「決断力がない」「言うことがぶれる」「漢字が読めない」。

身から出たサビと言ってしまえばそれまでだが、

うんざりするほど悪評が多い。

自分を「オレ」などという言葉遣いをするうえに、

このごろは険しい表情が多くみられ、

テレビ映りはあまり芳しくない。

しかし「大悪人」かと言えば違うだろう。

ただ不人気なだけだ。

日本経済新聞社がまとめた

「社長100人アンケート」(6月29日付日経産業新聞)によると、

総選挙後の首相に最もふさわしい人は「鳩山由紀夫」が

5.8%でトップを占め、5.1%の「与謝野馨」が2位、

麻生さんは4.4%で3位だ。

自民党支持者が多いはずの経営者でこれである。」


以下略


いかがでしょうか?麻生首相は吉田首相の孫、

学習院大学卒、渋谷区松涛の豪邸。


世の経営者といえども人の子ですから、

特に、世代から言っても、嫌われるのかなあ?

発言を見ていますと、ご自身も会社を経営しているので

経営者よりの発言をされているにも関わらずです。


先日女性誌を読んだときに、佐藤優氏のコラムが

なんとなく嫌だなあととは思ったのですが、

世の中が少し、マスコミ扇動にのり過ぎな

ところがあることもあるのかなあと思いました。



上記二冊をすでに読まれた方には

こちらでもう一歩進んだ本が紹介されています。

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/07/post-d938.html


今日、わたしも買ってみました。

ほかにも、ちょっといいかなと思った本が

ありましたので、こちらで紹介できればと思っています。


今日も見に来てくださって

ありがとうございます。