月が誘っているので撮影ついでにSeestar惑星モードで実験

V1.13で追加された惑星モードでのROIを試してみる

普通に月を導入してx2.0とかにしてみる。

たしかに大きく見えますね。

3つのモードでそれぞれRAWビデオ撮影した結果

x1.0 1080x1920

x2.0 520x960

x4.0 288x512 のサイズになりました。

スマフォ上では拡大画面になっていますが、実データは等倍です。

中心部分を上記ピクセルサイズでROIされていました。

 

↓2倍

↓4倍

範囲が違うだけで拡大率は変わりません。

 

撮影の後はAS!3でのStackです。

Optionのdrizzle部分なのですけど、以前の木星で初めて使いました。

これって、ピクセル間を補完して解像度を上げる機能だと思ってます。

その分、画面が大きくなるのでメモリを食います。

実際に効くのかなぁ?ってことで比べてみることにしました。

OFFと3.0xでスタックしてWaveletなどの処理が終わっているもので比べます。

 

また、それぞれ同じサイズに見えるように調整

右:OFF 左:3.0x 


効果大きいな!

まぁ欠点といえばですね、stackにかかる時間が倍以上になります。

※月1枚Stackするのに30分近くかかりました。

 

あと、補完する関係から多めにStackした方が良さそうですね。

今回、この設定で上位75%採用しています。

 

以下は、惑星モードでx1.0でRAWビデオ1分間撮影

AS!3、Registax、PSP2023で最終調整

ピクセル間補正が思っていたよりも良い感じでした。

主砲で撮影した惑星でも同じ様にやってみようかな。