こちらの続きです。

叔父宅で毎日散々飲まされまして、ようやく上海へ撤収です。

龍風山の商店街へ移動、バスに乗って哈爾浜駅へ

バス停で待っていたら路線図が目に入りました。

龍風山は、五常市の中心部付近の支線みたいです。

水庫(龍風山ダム湖)までバスが走っているようです?

 

普通の高速バスがやって来たので乗り込みます。

たしか、哈爾浜駅までほとんど直行だった記憶があります。

特に何もエピソードなく無事到着

 

上海への戻りは、寝台電車です。(当時は高鉄は哈爾浜まで開通してない)

航空機以外で一番早いのは24時間の特急です。

この時乗ったのは、たしか27時間かかる列車だったかな?

外観はこんな感じです

勿論、寝台を取ってもらいました。

3段ベットの中段が我々に寝床です。

寝るときはこんな感じです

とても狭いですが、寝のごちは悪くない。

 

長い旅になりますので、3食分は持ち込みが必要です。

社内販売や食堂車もありますが、高いので利用者は少ないです。

こんな感じでカップ麺や菓子パン類になりますね。

通路にはこういった椅子が設置されていますので

ここに座って食べたり暇つぶししたりするわけです。

スマフォが無い時代ですので本当にやることない。

トランプとかで遊ぶのが鉄板のようですね。

 

あと、車両と車両に間のデッキ部分には、

トイレや洗面所、給湯設備、そして喫煙所があります。

灰皿がぼろぼろ…でも車内で吸えます。

入れ代わり立ち代わりいつも誰かが使っています。

結構な頻度で車内清掃されるので、思っていたよりは綺麗です。

 

さて、暇すぎるのでネタってことで食堂車で食事してみることに。

嫁は高いとか言っていたけど、何事も経験ですから…連れ出しました。

車内に入ると、黄色い綺麗なテーブルクロスで飾られた食卓があります。

お客は我々だけのようで、がらーんと暇している。

 

発注できるのは2種類だけで、ご飯、スープは食べ飲み放題とのこと

サービス員さんに1種類つづ発注して料金を支払います。

果たしてどんなものが出てくるのが楽しみですね~

そんなことを考えていたら、サービス員さんが突然

テーブルクロスを引っ剥がします

えーなんで?綺麗なクロスなのにどうして?

聞いてみたら、汚れるからだそうです…

そのためのテーブルクロスじゃないのかね?(´・ω・`)

 

待つこと数分…食事が運ばれてきます。

びみょー(´・ω・`)

当時いくら支払ったのか覚えていませんけど、あの価格でコレ?

子供の頃「お祭りとかで粉っぽい具無しお好み焼き」を

買ってしまって失敗した!でも食うけど的な感覚に近い感じ?

 

勿論完食(笑

ちなみにお味は可も無く不可も無く超普通でしたね。

ご飯とスープのお代わりを頼んだんですよ。

厨房から炊飯器と鍋が出て来て、勝手に汲んでね!対応。

えーマジっすか(笑)

ホントやる気あるのかね?面白いけど(´・ω・`)

まぁ自分でやったほうが早いし楽だから良いけども。

 

ひたすら列車は進んでいきます。

もう、車窓を楽しむしかやることない…


 

途中駅で開通済区間の高鉄との待ち合わせもあったりしました。

これをみて、やっと、上海に戻っているんだなーと

呑気に考えていましたね…とにかく暇すぎるわ

 

ようやく上海駅について、さすがにここからはタクシーで帰宅

初めての哈爾浜は非常に思い出深い出来事になりました。

10年前と比べ、移動はかなり良くなりましたけど

やっぱり大変でしたね。

 

【10年前の思い出】シリーズはこれで終了。

書いていると色々思い出してきて楽しいな。

思い出シリーズ、思い立ったらまた投稿しようと思います。