最近、火星が見やすい位置なので観測の毎に見ています。

が…かなり、ぐにゃぐにゃだわ…

東の空という事もあって大気分散もひどいです(^^;

ですが、ニュートン式だとADC使用はキツイ。

地表に対して平行にしないと使えないですからね…

前から書いているけど、大真面目に治具類の検討しないとダメだわ

 

そんなこんなを考えていたら思いつきました。

「これがこうなる」企画です(笑

撮影中の生動画と処理後の写真を載せてみました。

これは、先日の火星です。バロー5倍で拡大しています。

Gain=296_Exposure=41.0ms_ZWO ASI224MC

 

AS!3でスタック後にRegistaxでWaveleteしたものがこちら。

しかし、木星と比べると小さいなぁ…

 

お次は木星。バロー2.5倍で拡大

Gain=177_Exposure=11.1ms_ZWO ASI224MC

 

これは、割とシーイングは良かったですね。

処理したものは、こちら。

木星のすぐ右側にガニメデが見えています。

 

同日、バロー5倍での撮影。

Gain=296_Exposure=43.9ms_ZWO ASI224MC

 

処理したものが、こちら

画像処理すると、木星に落ちている衛星の影が見えますね。

これが、右側にあるガニメデの影のようです。

太陽はかなり右側から木星を照らしているようです。

 

ついでに、少し前の土星。バロー5倍拡大

これも、ぐねってますねぇ

Gain=322_Exposure=100.0ms_ZWO ASI224MC

 

画像処理すると、ごらんの通り

カッシーニの隙間も見えますね。よく見ないとわかりませんが

土星の右側に衛星レアが、左側に衛星テティスが写ってます。

 

今回は「これがこうなる」企画でした。

画像処理ってすごいですよね…素人な私でもこんな写真が撮れてしまいます。

しかも、すべてフリーソフトで実行できてしまう…

良い世の中になったものです。

DSO撮影なんて、もっとごりごりに処理するわけですがら

機材や環境もそうなのですが、画像処理のセンスと技量が問われますね。

これからも精進せねば…