ブックレビュー「議論のルールブック」
- 議論のルールブック (新潮新書)/岩田 宗之
- ¥714
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タイトルに反して「ルールブック」という感じではない。
議論(とくにネット上の、文字で交わされる議論)をするための前提条件として合意してあったほうがよいことについて、例をあげながら語っていく。
わりと広い範囲で、メタ議論としてあちこちで行き当たるトピックをかなり網羅してあって読んでいて「あー、あるある、そういう話」と何度も思えて楽しい。
著者の考え方は、理工系の人にはとくに馴染みの深いものなのではないだろうか。
そういう考えに馴染みのない人にこそ相互理解の助けになるように読んでもらいたいように思うが、馴染みのない人はそもそもこういう本を手に取らないだろうなと思うと、少し悩ましいところだ。