(YH Side)
ジェジュンが来てあっという間に20日が過ぎた
桜も散って葉桜になった
それなのにジェジュンは
「ユノ~お花見いこっか」なんてよくわからないことを言った
YH「ジェジュン桜は散ったよ?」
JJ「ん?うん♪でも桜の木はずっとあるんだからお花見って言ってもいいんじゃない?」
それって…屁理屈??
いや…でも合ってるのか?
いや…花は…ついてないから…やっぱり…
なんて考えてる俺をよそに
CM「お花見にはお弁当がつきものです」食いしん坊がやたら乗り気
JJ「うん♪用意するから大丈夫!ドンヘも呼ぶ?」
YH「うん!いいの?」
JJ「いいよ~…はやく認めてもらわなきゃ…」
YH「ん?なんか言った?」
JJ「ん~??なんでもない~♪」
JJ「じゃあ明日!明日天気予報は晴れだったから明日にしよっ」
YH「ドンヘに電話しとく」
それから慌ただしく明日の用意に取り掛かった
ドンヘに電話したら絶対に行くって返事が帰ってきて
ジェジュンは明日のお弁当の下ごしらえを始めて
チャンミンは…ジェジュンを手伝いながらつまみぐいに忙しいみたいだった
◆
翌日
(DH Side)
YH「ドンヘ?」
ガルルルルルル~
YH「ドンヘや~??」
ユノ!
今日のオレはドンヘであってドンヘじゃない!番犬なんだ!
オレが見定めてやるからな!
だって絶対おかしい
ユノはこの綺麗で色が白くて唇が赤くて…なんかぎゅってしたくなるような人と付き合いだした
(誰だ!もう認めてるじゃないかって思ってるヤツは!)
絶対おかしい(2回目)
ユノは今まで誰とも付き合ってこなかった
告白してくる女の子がいても
どうして俺なんかって言っては振ってたんだ
それなのに
突然告白されて(しかも相手は男だ!)OKするなんて…
詐欺か?新手の勧誘か?
見定めてやる!(2回目)
JJ「ユノ~♪ドンヘ~♪お弁当食べよ~!!」
ユノ!目を覚ませ!!!
ジェジュンめ!
オレはお弁当なんかで騙されないぞ!
(ぐぅうううう~…)
たっ!たとえ腹の虫が負けたとしてもオレは負けないからな!!
(花見開始数時間後)
(YH Side)
YH「・・・・・・・・・・・・」
DH「いやぁ~!!!ジェジュンさん!!コレうまいっ!!」
JJ「そ??ありがとぉ♪もっと食べて~あっ敬語なしなし、一応同じ歳だから」
DH「あ…そう??(デレデレ)じゃあジェジュン♪」
JJ「なに??」
DH「呼んでみただけ~」
JJ「あっは~♪なにそれ?」
そうなると思ってたけど
でも…それにしても…
YH「…早くないか?」
DH「ふぁに?ゆふぉ?」
口いっぱいに頬張ってるだろうドンヘ…
CM「番犬っていうよりただの可愛い大型犬ですね」
まぁなんにせよ良かったじゃないですかとチャンミンは言う
そう…だな
良かったよ
ジェジュンの笑い声に耳を傾けながらジェジュンがお皿に取り分けてくれた料理を食べた
◆
(JJ Side)
DH「チャンミ~ン!行くぞぉ!!」
CM「ふっ…負けませんよ」
DH「うぉりゃあ!!」
食後の運動にとバトミントンをし出した2人
オレとユノはシートの上に寝転がって桜の木の下から空を見上げた
YH「いい風…」
JJ「うん…」
DH「風~!!!吹くなぁ!!!」
YJ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
CM「うるさいですよっとぉお!!」
YH「…ドンヘとチャンミンがうるさい…」
JJ「あっは♪せっかくいい雰囲気なのにねぇ」
YH「べっ別にそういう意味じゃ」
慌てるユノ…可愛すぎる♪
JJ「ねぇユノ?」
YH「ん?」
JJ「桜の花びらの形知ってる?」
YH「形?」
JJ「そっ♪」
YH「ん~…」
ふふっ♪
JJ「『ハート』だよ」
YH「ハート?」
JJ「そ♪オレの気持ちとお~んなじ」
そう言ってユノの傍に寄って仰向けになったユノの胸に『ハート』を描いた
(―――ぎゅ…)
ハートを描いてた手はそのまま痛いくらいユノに握られた
YH「ジェジュンと見たかったな…桜」
JJ「来年見れるよ」
YH「うん そうだな」
JJ「うん♪ねぇ、ユノ散歩しない?」
立ちあがりユノを起こそうと振り返る
(カシャ)
JJ「も~!!また突然撮る~!!」
YH「ごめんごめんっ撮っていい?」
JJ「も~…綺麗に撮ってね♪」
YH「誰よりも綺麗に撮るよ」
JJ「来年も撮ってね」
YH「毎年撮るよ」
JJ「約束♪」
YH「約束する」
ずっと一緒に居るつもりだったんだから『約束』なんて必要なかった
でも『約束』って言葉が欲しかった
戸惑ってる自分の心を…封印してしまいたくて
『約束』があればそれを守らなきゃいけないって思いたかったんだ―――
(空 Side)
HC「ドンヘめ…あの役立たず!!」
神「…ヒチョルは一体誰の味方なの?」