一度イかせたあとの白濁を使い
ジェジュンの窄まりに指を突き入れた
「ん…」
初めてのときの恐怖と緊張感を覚えているのか
ジェジュンの体は硬直していた
「ごめ…オレどうしよ…どうしていいかわからない…」
涙目で訴えるジェジュン
「ユノ…してくれていいよ…大丈夫だから」
あとのことはあまり覚えていない―
無我夢中でジェジュンを抱いた
初めて抱いたときのように抱いてしまった
うまく出来ず
戸惑い笑いあったあの日とは違うけれど
大切なこの人をどういう風に抱けばいいのか
抱いてあげればいいのか
考えきれず
ただ本能のままに抱いた―――
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目を開けるとユノは居なかった
夢でも見ていたのかと思うくらいに
キレイに整えられた衣服
立ち上がると
下腹部に鈍痛が走った
腹を押さえ
しゃがみこんだ
「…夢じゃない…」
この痛みが教えてくれる
ユノと再び抱き合うことができた現実を
でも忘れると言ったから
…君の前では忘れないと
嬉しさと悲しさで混沌とする中
(ピリリリ~)
緊急コールが鳴り響いた―――
「キム!」
ユノが仮眠室のドアを開ける
「行きます」
オレは答える
――ユノは結局最後まで名前を呼んでくれなかった
白衣をとり部屋を出ようとしたそのとき!
腕を掴まれた―
「…へ」
あまりにまぬけな声
「…体…大丈夫か…」
ユノ…?
「だいじょ…ぶです…」
「…そうか」
それだけ言って出て行った
―――ユノ
今の一言はオレを救ってくれたんだよ
…忘れなくていいの?
…君の前でも
…さっき抱かれたことは
忘れなくていい
…そういうことだと思っていいんだよね?
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オペが終わりまた別々に手術室を出た
ユノは「先に医局へ戻ってろ」
そう言ってまたどこかへ消えて行った
ユノは家に帰らず病院にいることが多かったけど
当直のとき以外は医局にいることも少なかった
どこにいるのか気にはなったけど
オレはいつも言うことを聞いて
医局に一人戻っていたんだ