記憶の中の君 17 | 幽明遥けく隔つとも

幽明遥けく隔つとも

下手の物好きでユンジェ小説頑張ります!


一度イかせたあとの白濁を使い
ジェジュンの窄まりに指を突き入れた

「ん…」
初めてのときの恐怖と緊張感を覚えているのか
ジェジュンの体は硬直していた

「ごめ…オレどうしよ…どうしていいかわからない…」
涙目で訴えるジェジュン

「ユノ…してくれていいよ…大丈夫だから」

あとのことはあまり覚えていない―
無我夢中でジェジュンを抱いた

初めて抱いたときのように抱いてしまった
うまく出来ず
戸惑い笑いあったあの日とは違うけれど

大切なこの人をどういう風に抱けばいいのか
抱いてあげればいいのか
考えきれず

ただ本能のままに抱いた―――


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目を開けるとユノは居なかった
夢でも見ていたのかと思うくらいに
キレイに整えられた衣服

立ち上がると
下腹部に鈍痛が走った

腹を押さえ
しゃがみこんだ
「…夢じゃない…」
この痛みが教えてくれる

ユノと再び抱き合うことができた現実を

でも忘れると言ったから
…君の前では忘れないと

嬉しさと悲しさで混沌とする中

(ピリリリ~)

緊急コールが鳴り響いた―――

「キム!」

ユノが仮眠室のドアを開ける

「行きます」

オレは答える

――ユノは結局最後まで名前を呼んでくれなかった


白衣をとり部屋を出ようとしたそのとき!
腕を掴まれた―

「…へ」
あまりにまぬけな声

「…体…大丈夫か…」
ユノ…?

「だいじょ…ぶです…」

「…そうか」

それだけ言って出て行った


―――ユノ
今の一言はオレを救ってくれたんだよ

…忘れなくていいの?

…君の前でも

…さっき抱かれたことは
忘れなくていい

…そういうことだと思っていいんだよね?




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オペが終わりまた別々に手術室を出た

ユノは「先に医局へ戻ってろ」
そう言ってまたどこかへ消えて行った

ユノは家に帰らず病院にいることが多かったけど
当直のとき以外は医局にいることも少なかった

どこにいるのか気にはなったけど
オレはいつも言うことを聞いて
医局に一人戻っていたんだ