DIE WITH ZERO(ゼロで死ぬ)



読み終えました。


自分的に色々とためになることが書いてあったので
忘れないためにもここに記録しておこうと思います。



この本の核は、

「今しか出来ないことに、惜しみなく金を使う」

ということでした。



老後2000万問題とか…

私たちが高齢になる頃は年金が貰えないだとか
世間では「老後に備えて金を蓄えなさい」とさんざん言われていますが


この本は違いました。



もちろん「将来のためにお金を貯めるな」と言っているわけではありません。

「明確な将来の計画を持ち、同時に今を楽しむことを忘れるな」

と、言っているのです。


心配しなくても、
老後はそんなにお金を使うことがない
著者は言っています。


たしかに、
旅行に行きたくても足腰が弱って出かけるのが億劫になったり
美味しいものをたくさん食べたくても
若い頃のようには食べられない。

物欲だって昔に比べたら無くなるのではないか。



「金から楽しみを引き出す能力は年齢と共に低下する」



だから、健康で、
最大限に楽しむことができる若いうちに、
お金をたくさん使うべきだと
著者は言っていました。


毎日毎日身を粉にして働いて
若くて健康な時間のほとんどを仕事に費やして
お金を稼いで
それをいつ使うの? 
喜びを先送りにしていないか?
と。


たしかに。



そして
「なにより経験に使うべき」
だと。


ふむふむ。


旅行とか、習い事とか、趣味とかでもなんでも
経験はその時だけじゃなく
その後の人生でも配当が得られるそうです。

年老いて、身体を自由に動かせなくなったとき…
自分の力ではどこにも行けなくなってしまったとき…

思い出があれば人生は豊かになる。




私の娘は今9歳で、
まだ親の存在を1番に慕ってくれている年齢です。

そんな娘が今回「ユニバに行きたい」と言い、春休みに大阪旅行が決まったのですが。

もし、
金銭的に今は厳しいから「お金が貯まったらね」などと先送りにしていたらどうだったかなと思いました。


きっとあと5年もしたら親よりも友達や彼氏と一緒にいた方が楽しくなって
親とはもうユニバに行ってくれなかったのではないか。

そうなったらきっと後悔したと思います。



だからこのタイミングで旅行の計画を立てて良かったなと思った。



生きていると色々なところにお金がかかって
「金欠だ〜」
「節約しなきゃ…」
「もっとシフト入れよう」
とか思ってしまいがち、私。


でも、それだけじゃなくて
ちゃんと今を生きている喜びを感じられるように
「今」にお金を使おうと思いました。



色々と参考になったので、
良かったら手にとってみて下さいおねがい