子どもがまだ赤ちゃんの頃、佐々木正美先生の著書
「子どもへのまなざし」
に、出会えたことはとてもラッキーでした。
精神科医である佐々木正美先生は数々の子育てに関する本を出しておられますが、
一貫して
乳幼児期は、子どもが望むことをしっかり叶えてあげることが大事
と言っています。
私自身はどちらかというと
「だっこしすぎると抱き癖がつく」
「わがままを聞いてばかりいると我慢できない子になる」
などといった我慢子育て世代(?)だったのですが、佐々木正美先生の唱える子育てを信じてよかったなと思います。
私は娘一人しか育てたことがないですが、特に小さいうちは、子どもの望みを叶えてあげることを意識しました。
抱っこして欲しいと言ったら抱っこする。
遊んで欲しいと言ったら遊んであげる。
母乳も飲みたい時に飲みたいだけあげていました。
スーパーなどで「これが欲しい」と言われた時は「ひとつだけね」と言って買ってあげていました。
子どもは自分の要求が満たされた時、人を信じることができるようになる
と、佐々木先生は言っています。
要求を全て受け入れてもらえるという経験があれば、子どもは安心して、自立することが出来るそうです。
子育てで1番大事なことは、「自分は愛されている」「必要とされているんだ」と、子ども自身が思えるようになることだと思います。
そしてそれは大きなパワーとなり、これから先の人生の糧になると私は信じています。
とはいえ理想通りにいかないのが子育てで。
その子によって気質も違えば性格も違うし、正解もなければ答えもないけれど。
だけど親が子を思うまっすぐな愛情は、きっと子どもに伝わるはず。
もし、子育てで悩んだり、迷ったりすることがあったは、佐々木正美先生の本を読んでみてください。
何かしらのヒントが得られるかもしれません